第七回現場川柳
2021-01-26 11:10:02
「社長来る!」が大賞!第七回現場川柳結果発表の詳細
第七回「現場川柳」大賞の成果と魅力
製造業の革新に寄与する「5G」の普及が期待される中、今年の「現場川柳」がその進展を反映しています。応募総数9,113作品の中から選ばれたのは、社内の情報伝達の速さを表現した「社長来る!情報速度は5G」でした。この句は、製造現場における迅速なコミュニケーションの重要性を見事に捉えています。
優秀賞と入賞作品の多様性
大賞の他にも、複数の優秀作品が選出されました。例えば、コロナ禍における社員数の減少を描いた「3密になるほどいない社員数」や、現場における緻密な作業を示した「我が現場緻密・精密ご内密」など、時代の変化を踏まえた句が多くみられました。これらの作品は、今の製造業が直面している課題や状況を伝えており、共感を呼び起こします。
さらに、入賞作品には「匠からオタクに変わる巣ごもり中」や「換気不要現場はいつも吹きさらし」といった、ユーモアと深みのある句も登場。これらの句は、職場の雰囲気や職種に対する視点をユニークに表現しています。
泉湧く応募作品の背後
現場川柳の創造力は、受賞だけに留まらず、さまざまな人々の意見を反映したアンケートからも伺えます。コロナ禍の影響で、飲み会や同僚とのランチができなくなった現在、現場の人々は「飲み会」や「歓迎会」などを心待ちにしている様子が浮き彫りになりました。また、従業員同士のコミュニケーションを求める声が多数寄せられ、日常の交流の大切さが強調されました。
休憩室での納会や、倉庫での肝試しといった、現場ならではの楽しいアクティビティへの期待も寄せられており、現場における人と人との絆の重要性が多くの回答から伝わります。特に「社歌の大合唱」や「仲間全員とハグ」といったコミュニケーションの表現が、切実な願いとして集まっています。
選考の裏側と特別選考委員
大賞は、元エンジニアで漫画家の見ル野栄司氏やオプテックス・エフエー株式会社の選考委員によって厳正に選ばれました。見ル野氏は、ものづくりの現場のリアルを追求した漫画作品で広く知られています。彼の視点からは、単なる言葉遊びではなく、現場の実情が反映された句を選ぶ姿勢が見て取れます。
今後第八回の応募も予定されており、ますます多様な視点からの作品が期待されます。「現場川柳」は、製造業における日々の出来事や心情をユーモラスに伝える絶好の機会として、多くの人々に愛され続けることでしょう。
ぜひ次回も、皆さんのユニークな句をお待ちしています!
会社情報
- 会社名
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オプテックス・エフエー株式会社
- 住所
- 京都府京都市下京区中堂寺粟田町91京都リサーチパーク9号館
- 電話番号
-
075-325-2922