ディズニーの知られざる魅力を探る旅へ
東京ディズニーリゾートのパークは、ウォルト・ディズニーが描く夢と魔法の世界そのものです。その中でも、英語に埋もれた魅力に気づかないまま訪れるゲストが多いことをご存知でしょうか?そんなパークの魅力を掘り下げた新しいガイド本『東京ディズニーリゾート魔法のディクショナリー英語と文化の深掘りガイド』が6月18日に重版され、話題となっています。
この本は、月刊『ディズニーファン』の人気連載を単行本形式で楽しむことができ、ディズニーパークに隠されたストーリーや仕掛けを紹介しています。英語で書かれた看板や掲示物がどのようにパークの雰囲気を作り出し、それがなぜ見逃されがちなのか、そしてそれを理解することでどれほど新しい体験ができるのかを探ります。
背景に込められた物語に迫る
パーク内のさまざまなサインや掲示物は、一見するとただの装飾に見えるかもしれません。しかし、その背後には豊かな物語が詰まっています。例えば、ワールドバザールにある「グランドエンポーリアム」。ここには、ミニーがデザインした衣裳を身にまとったキャラクターたちの写真が並び、感謝のメッセージが添えられています。ティンカーベルはミニーに「あなたほど美しくはできない」と称賛の言葉を贈り、ミッキーはミニーが才能あるドレスメーカーであることに触れています。
こうしたメッセージは、ただのキャラクターたちの言葉ではなく、彼らの絆や友情、さらにはミニーの魅力を知る手がかりとなります。このように、パークを訪れるときにはただ遊ぶだけでなく、心の奥で発見する喜びも待っています。
隠された暗号と謎のエピソード
また、「キャンプ・ウッド・チャック・キッチン」では、ドナルドとその甥たちのキャンプ生活が描かれています。特に注目すべきは、ダイニングエリアに掲示されている黒板です。そこには彼らの一日のステージが詳細に記されていますが、右下に書かれた暗号が気になります。この暗号は、レストラン2階の秘密の暗号表によって解読可能であり、パーク内の冒険心を掻き立てる要素となっています。
東京ディズニーシーのストーリーも見逃せない
次に、舞台を東京ディズニーシーに移すと、人気アトラクション「タワー・オブ・テラー」の背後にある複雑な物語が待っています。ここでは、過去の豪華なディナーに供された食事にちなんだメニューが提供されており、タランチュラのクリームスープやラクダの足といった衝撃的な料理が用意されています。これらのメニューは、パーク全体の物語と密接に関連しており、食文化や歴史を知る手がかりにもなります。
このように、『魔法のディクショナリー』はディズニーパークの楽しみ方を一変させる一冊です。隠れたメッセージや物語を知ることで、いつもとは違った視点で東京ディズニーリゾートを楽しむことができるでしょう。新たな発見を求めて、パークへ足を運ぶ際にはぜひ手にとってみてください。
書籍情報
この書籍は全国書店およびウェブ書店で販売されており、2980円で購入できます。東京ディズニーリゾートの真髄を探求したい方は、ぜひご覧ください。これまで知らなかった夢と魔法の国の奥深い物語が、あなたを待っています。
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