ベトナムにおけるIT人材育成の新たな試み
株式会社ウィザスは、ベトナム北部に位置するタイグエン大学の情報通信技術大学(ICTU)およびNiX Educationと三者間で覚書(MOU)を締結しました。この合意は、両国間の教育・IT分野での協力を強固にし、ベトナムの学生たちに多様なキャリアプランを提供することを目指しています。
MOU締結の背景と意義
まず、ICTUは革新的な教育方法を取り入れることで、次世代のデジタル人材を育成し、国際的にも通用する能力を磨いています。この背景を受け、ウィザスは、日本語教育とITスキルの組み合わせに重きを置いた育成プログラムを展開することを決定しました。
調印式には、ICTUからDo Dinh Cuong副学長、NiXからNguyen Trong Nghia社長、ウィザスからは鈴木貴之グローバル事業カンパニー長が出席。これにより、ベトナム国内でのIT人材育成に関して大きな一歩が踏み出されました。
日本語教育とITスキルの融合
ウィザスが推進するこのプログラムでは、単にIT技術を教えるだけでなく、日本語の教育も取り入れることで、学生たちが日本のIT企業でのインターンシップや就職の機会を得やすくなります。このようにして、現地の学生たちに国際的な視野を持たせ、特に日本の市場に適応できる人材を育てたいと考えています。
ベトナム国内でのさらなる拡大
今回のMOU締結は、ベトナム国内でのシステムエンジニア育成プログラムの一部であり、既にダナン大学傘下の越韓情報通信技術大学、Phuong Dong大学、Hoa Sen大学とも同様の合意を結んでいます。この合意により、ウィザスはベトナム国内で4校目の連携校を持つこととなり、IT教育の普及と発展を一層加速させています。
日越交流の拡大に寄与
このプログラムにより、ウィザスは日本語教育を強化するだけでなく、ベトナムと日本の交流を促進することにも寄与します。昨年、日越間の国交樹立50周年を迎えたこともあり、両国の教育や文化の交流はますます重要になっています。ウィザスは、教育を通じた国際的な架け橋となることを目指し、学生たちに幅広い選択肢を提供していきます。
株式会社ウィザスについて
ウィザスは、顧客、社員、社会への貢献を重視しながら、教育分野を中心に事業を展開しています。それぞれの個性や夢が実現できるよう支援し、社会で活躍できる人材の育成を目指しています。教育事業は高校・大学、学習塾、グローバル事業、能力開発など多岐にわたり、すべては「成功」へのプロセスと考えています。
詳しい情報は
ウィザスの公式サイトをご覧ください。
このMOU締結は、ベトナム国内でのIT人材の育成に寄与するだけでなく、国際的な人材の移動やスキルアップに向けた新たな道を開くものです。