高校生が未来を切り開く！技術体験プログラム「Colors,Future! Summit 2025」

新たな時代を担う高校生のための技術プログラム

2025年11月2日と3日に、神奈川県川崎市で「Colors,Future! Summit 2025」が開催される。この取り組みは、NTT東日本の神奈川事業部が主導しており、高校生を対象に次世代のテクノロジーに親しむ機会を創出することを目的としている。

1. プログラムの概要

「Colors,Future! Summit 2025」は、3日間にわたるプログラムで構成されており、高校生が実際にテクノロジーを体験し、未来社会について考える場を提供する。初日はオリエンテーションと最新ソリューションの見学、2日目はデザイン思考を基にしたグループワークを行い、最終日の3日目には完成した未来像を公開発表する。

日程と内容

- DAY 1 (8月18日): オリエンテーションと最新ソリューション見学（NTTe-CityLabo）
- DAY 2 (9月27日): デザイン思考を活用したグループワーク（川崎市役所）
- DAY 3 (11月2日): カンファレンス形式での未来像発表とトークセッション（川崎市役所本庁舎）

2. 高校生の体験と反響

参加した高校生は、最新技術に触れることで新たな発見を得ている。特に、災害時の水再生装置やAIを利用した詐欺対策技術のデモンストレーションには驚きと感嘆の声が上がった。実際に体験した生徒は、「水の再生技術が98％の循環を実現するのは驚き」と感想を述べ、地元の技術が持つ可能性を実感した様子だった。

3. 若者の未来を考える場

NTT東日本には、地域社会と共に歩むという強い姿勢がある。神奈川事業部の福原崇仁さんは、「高校生がテクノロジーに触れ、自分の将来を考えるきっかけを持つことが重要」と強調。彼らは、身近な社会課題についての理解を深め、解決策を見出すための意見を出し合った。

4. カンファレンスでの発表

最終日には、各グループが策定した未来の社会像を発表し、企業の有識者との意見交換を行う。登壇者には、株式会社ケイエスピーインキュベートの真嶋由佳理氏や富士通の大野真矢氏が参加し、次世代人材育成に向けたアイデアを共有する場となる。

5. 地域密着型の取り組み

この取り組みを通じて、テクノロジーと地域の課題解決を結びつけることができる。NTT東日本は、「持続可能な循環型の地域社会を共創する」というビジョンのもと、参与者と共に未来社会を築くための人材育成を継続していくぞと述べている。

このイベントは、次世代を担う若い世代が新しい技術や自らの可能性を見出す大きなチャンスとなるだろう。興味を持つ高校生はぜひ参加を検討してほしい。