ペロブスカイト太陽電池開発のエネコートテクノロジーズ、グローバル・ブレインから追加出資を獲得

エネコートテクノロジーズ、ペロブスカイト太陽電池開発でさらなる加速へ

株式会社エネコートテクノロジーズは、グローバル・ブレイン株式会社が運営する「JGC MIRAI Innovation Fund」から追加出資を受けました。同社は京都大学化学研究所の若宮淳志教授を中心とするグループの研究成果を基に、ペロブスカイト太陽電池の開発・製造に取り組んでおり、カーボンニュートラル社会の実現を目指しています。

エネコートテクノロジーズは、2021年12月にNEDO（国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構）の「グリーンイノベーション基金事業／次世代型太陽電池の開発」にスタートアップとして唯一採択され、屋外向けの大型モジュールの試作ラインを立ち上げ、サンプル供給を開始しました。着実に事業を進める同社の高い技術力と研究開発・事業開発の進捗を評価し、グローバル・ブレインは今回の追加出資を決断しました。

今回の追加出資により、エネコートテクノロジーズは、さらなる研究開発を加速させ、ペロブスカイト太陽電池の実用化を大きく前進させることが期待されます。グローバル・ブレインは今後も、日揮グループと連携して、エネコートテクノロジーズの多面的な成長を支援していく予定です。

ペロブスカイト太陽電池とは？

ペロブスカイト太陽電池は、次世代の太陽電池として注目されています。従来のシリコン太陽電池に比べて、製造コストが低く、効率性も高いことが特徴です。また、軽量で柔軟性があるため、様々な場所に設置することが可能です。

エネコートテクノロジーズは、ペロブスカイト太陽電池の技術革新を牽引し、持続可能なエネルギー社会の実現に貢献していくことを目指しています。

グローバル・ブレイン株式会社について

グローバル・ブレイン株式会社は、ベンチャーキャピタル事業を行う企業です。同社は、革新的な技術を持つスタートアップ企業への投資を通じて、社会の発展に貢献しています。

JGC MIRAI Innovation Fundは、日揮ホールディングス株式会社と日揮株式会社が出資するファンドで、安全・安心で持続可能な社会システムに関連したスタートアップ企業への投資を行っています。