冨安由真個展「This Is Not A Dream」開催のお知らせ
2025年の年末、東京・麻布台ヒルズの「Gallery & Restaurant 舞台裏」にて、アーティスト冨安由真の個展「This Is Not A Dream」が開催される。この展覧会は、2025年12月5日から2026年1月25日までの約7週間にわたり行われる。冨安は、目には見えないものや超常現象をテーマにした作品を数多く手がけており、今回の展覧会でもその特異な視点から生まれたインスタレーションが披露される。
冨安の作品は、鑑賞者に夢と現実のあいまいさを感じさせる特性を持ち、心にざわめきをもたらす。この展覧会では、食卓をモチーフにした体験型インスタレーションが登場し、来場者は「誰かの家」にいるような感覚を覚える。食卓という場所が家族の安らぎを象徴する一方で、冨安は微妙な違和感を付け加え、鑑賞者に異様な居心地の悪さを経験させる。
本展は、冨安にとって「夢」をテーマにした長編物語の始まりを位置づける作品として成り立っており、夢の中で目が覚めたにも関わらず現実と夢が交錯する不安定な感覚が漂う。鑑賞者は、この混沌とした新しい物語に引き込まれていくに違いない。
展覧会の会期中には、食卓で実際に食事をしながら鑑賞する参加型のパフォーマンスも予定されており、これまでの鑑賞体験とは異なる新たな楽しみ方が提案される。詳細や申し込み方法については、ArtStickerの展覧会ページで後日発表される予定だ。夢の中の感覚を味わいながら、冨安が創る不思議な世界をぜひ体験してみてほしい。
アーティスト冨安由真について
冨安由真は、心霊現象や超常現象、夢など、目に見えないものや科学で説明できない事象にインスパイアされた作品を制作している。大規模な体験型インスタレーションを用いて、非現実の表現に挑戦する姿勢が高く評価されている。彼の主な展覧会に、「国際芸術祭あいち2025」や「瀬戸内国際芸術祭2022」などがあり、受賞歴も豊富である。また、視覚芸術だけでなく、映像や音、さらには演劇的要素を取り入れた作品も展開しており、多角的なアプローチで観客の心をとらえている。
展覧会情報
開催期間: 2025年12月5日(金)〜2026年1月25日(日)
会場: Gallery & Restaurant 舞台裏
〒105-0001 東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA B1F
営業時間:
- - ギャラリー: 火-日 11:00〜20:00
- - レストラン: 火-金 ランチ 12:00〜15:30 (L.O.15:00)、ディナー 17:00〜22:00 (L.O.21:00); 土・日 12:00〜18:00 (L.O.17:00)
- - 定休日: 月曜
- - 観覧料: 無料
アクセスには、東京メトロ日比谷線神谷町駅5番出口から直結で、バリアフリー設計が施されており、車椅子やベビーカーでも安心して訪れることができる。
まとめ
冨安由真の個展「This Is Not A Dream」は、観客に夢と現実の境界を超えた特別な体験を提供する場となる。アートを通じて、想像を超えた現実を体感するチャンスを逃さずに、ぜひこの機会をお見逃しなく!
展覧会詳細はこちらからご確認いただけます。