空飛ぶ力士の挑戦
2016-06-27 14:00:01
空中で挑む力士の土俵入り – スカイダイビングの新たな挑戦
この度、空中で繰り広げられる新たな挑戦として、「空中土俵入り」と名付けられたプロジェクトが実現しました。高度4000メートルからまわしを着けた力士がスカイダイビングをしながら、華麗に土俵入りに挑むという、前例のない試みです。
映像の制作にあたっては、CGを一切使用せず、実際のスカイダイビングシーンを撮影しています。厳しい環境下でも力士は気合を入れながら廻しを叩き、四股を踏んで、その姿で観る者を魅了します。まさに空中での驚異的なアクションを繰り広げているのです。
空中では気温が-10度以下、落下速度は秒速で約300キロに達する中、行司は力士に接近し、様々な角度から土俵入りの瞬間をスマートフォンで捉えます。その際、行司の緊張感漂う表情や真剣な面持ちが映し出されることは、観る者を一層引き込む要素となっています。
映像では、力士と行司が隣に並んで座り、軽快な拍子木の音に合わせて力士が気合を入れ、航空機の外に飛び降りる準備を整えます。飛び立つ瞬間、力士は空中で力強く手を叩き、土俵入りの型を披露。バックで流れる篠笛の音が高揚感を増幅させ、まるで舞台のような感覚を与えます。
この空中で行われた土俵入りを最大限に生かすため、行司はスマートフォンを使い、必死に力士を追いかけながらシャッターを切ります。力士もまた、激しい風圧のなかで見事な型を決める姿が素晴らしい。圧巻の映像には、行司がパラシュートを使って降下しながらベストショットを選択し、着地地点にある「instax SHARE SP-2」にデータを送信する様子も描かれています。
最新のスマートフォン用プリンター「instax SHARE SP-2」は、スマホで撮影した画像をその場で簡単にプリントできる特長があります。これにより、リアルタイムで力士たちの土俵入りの瞬間を保存できるという利点があります。データを受信してから約10秒でフィルムに印刷し、その出来栄えを確認した瞬間、感動のハイタッチが交わされます。力士の雄々しさと行司の喜びが見事に結びついた瞬間です。
このプロジェクトは、力士と行司の息の合った動きだけでなく、現代のテクノロジーと伝統的な文化がどのように交わり、新たな表現を生んでいるのかを象徴しています。空中での土俵入りは、今後のさらなる挑戦の予感を抱かせるものとなり、映像を通じて伝統を守る力士たちの姿が多くの人々に勇気と感動を与えています。このように、極限の環境で力士たちが見せる高い技術と、現代の技術の融合が生み出す新たなエンターテイメント、ぜひ注目してみてください。
会社情報
- 会社名
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富士フイルム株式会社
- 住所
- 東京都港区赤坂9-7-3
- 電話番号
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