NIPPON EXPRESS、バングラデシュの物流市場に新たな足跡
NIPPON EXPRESSホールディングス(社長:堀切智)は、グローバルな物流サービス提供に注力しています。最近、子会社であるNX南アジア・オセアニア株式会社を通じて、バングラデシュの物流企業Cold Chain Bangladesh Limited(CCBL社)の株式の20%を取得しました。この取引は、2025年5月15日に実施されました。
バングラデシュ市場の成長を捉えて
NIPPON EXPRESSは2012年にバングラデシュ市場に進出し、その後、アパレル産業を核にした国際フォワーディングサービスを拡充。近年、内需の拡大に伴って国内物流の強化が求められる中で、CCBL社との提携は戦略的な意味合いを持ちます。
CCBL社は国内に強力な3PL(Third Party Logistics)体制を持ち、ダッカを拠点に温度調整が必要な商品の保管・配送にも対応可能です。全国に広がる物流ネットワークと資産を生かすことで、サービスの幅を大きく広げることができます。これにより、バングラデシュの成長を支える物流機会を捉えることが期待されています。
エンドツーエンドソリューションの提供
今後は、CCBL社の強みを最大限に引き出し、NXグループの国際的なロジスティクスネットワークを通じて、クライアントのサプライチェーン全体にわたるエンドツーエンドのソリューションを提供していく方針です。これにより、顧客のニーズをより一層満たし、価値創造に寄与することを目指しています。
CCBL社の概要と基盤
CCBL社は、以下のような特徴を持つ物流企業です:
1.
所在地: バングラデシュ・ダッカのShanta Western Tower
2.
拠点・設備: 国内10都市に13の拠点を持ち、温度調節機能を有した倉庫を運営。車両数は50台で、その中には温度調節車両も含まれています。
3.
事業内容: 物流業務として倉庫配送や国内トラック輸送、さらにはその他の付加価値業務を含む。
持続可能な物流の未来
NXグループは、創立以来モノを運ぶことにコミットし、社会とともに成長を遂げてきました。現在では、世界57の国と地域に78,000人以上の従業員を有する大手物流企業へと成長。陸・海・空の輸送手段を駆使し、高品質なします。企業メッセージ「We Find the Way」は、どんな挑戦にも最適な解決策を見出すという決意を示しています。
今後も、持続可能で環境に配慮したサプライチェーンのソリューションを通じて、クライアントと共に未来を形作るパートナーであり続けることを目指します。
詳細は、NIPPON EXPRESSホールディングスの公式ウェブサイト(https://www.nipponexpress-holdings.com/ja/)をご覧ください。