学歴期待の差
2026-01-15 13:15:49

日本の子供と保護者の学歴に対する期待の違いとは?

調査概要


公益財団法人スプリックス教育財団が実施した「基礎学力と学習の意識に関する保護者・子ども国際調査2025」の結果が発表され、日本の子供たちの学歴希望と保護者の期待が海外と異なることが浮かび上がりました。調査は2025年の4月から8月にかけて行われ、世界10か国の小学4年生およびその保護者が対象となりました。

調査結果のポイント


この調査において、特に注目された結果は以下のようになっています。

1. 子ども自身の学歴希望
日本の小学4年生のほとんどが「未定」と答えており、その割合は44%に達しました。海外ではこの割合が10%に過ぎないため、日本の子どもたちの学歴への希望がいかに控えめであるかが分かります。さらに、大学院進学を望む割合は僅か5%であり、海外の31%と比較しても低い結果となっています。日本の子どもは、「大学まで」進学したいという人が53%と多いが、大学院への期待は控えめなようです。

2. 保護者の学歴期待
一方、日本の保護者は「大学まで」を期待する割合が77%と高く、海外の保護者期待(44%)を上回る結果となりましたが、「大学院まで」の期待はわずか2%でした。このデータは、子ども自身の学歴希望(9%)よりも低い結果です。これにより、日本の保護者は高学歴への期待をあまり持っていないことが明らかになりました。

3. 学力と学歴希望の関係
学力が高いほど高学歴を希望する傾向は日本でも見られましたが、学力上位層でも大学や大学院への進学を希望する割合は76%と低く、海外の同一層(89%)と比較して劣っていました。このデータから、日本の子どもたちが進学希望を持つ際、海外と比べて抑制的であることが浮かび上がります。

4. 保護者の価値観が影響
日本の保護者は「他人に迷惑をかけない」「友人を大切にする」などの身近な交友関係を重視する傾向が高く、これを期待する保護者は大学や大学院への進学を希望する割合が10ポイント以上低いとされています。これは、学歴が高いことよりも家庭や友人との関係を重視する文化が影響している可能性があります。

学歴への期待の背景


日本の大学進学率は約6割に達したものの、大学院進学率は主要先進国に比べて低い水準となっています。例えば、1,000,000人あたりの修士号取得者数は、日本が570人なのに対し、アメリカでは2,500人、イギリスでは3,700人に達しています。これは、「大学全入時代」が進行中であるとはいえ、より専門的な教育への関心が薄いことを示しています。

まとめ


調査から見えてくる日本の保護者と子どもたちの教育に対する期待については、特に大学院進学への期待が非常に低いことが浮かび上がりました。この調査の結果は、日本の教育や家族の価値観について再考する機会を提供してくれます。今後もスプリックス教育財団では、教育の選択に対する意識の変化を追求し続けていくとのことです。


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会社情報

会社名
公益財団法人スプリックス教育財団
住所
東京都渋谷区桜丘町1-1渋谷サクラステージSHIBUYAサイドSHIBUYAタワー22F
電話番号
03-6416-5624

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