大阪万博で進化するVtuberと生成AIによる新たな対話体験

大阪万博で見られる新しいデジタルヒューマン

2025年6月、待望の大阪・関西万博が開催されます。この万博には、ロート製薬の出展ブースが設けられ、特に注目されるのは、公式Vtuberである根羽清ココロが進化して登場することです。生成AI技術を駆使して新たに開発されたデジタルヒューマン「NEOココロ」として、来場者に新たな対話体験を提供します。

NEOココロって何？

NEOココロは、ロート製薬の公式Vtuberである根羽清ココロが生成AIによりリアルタイムで会話できるデジタルヒューマンとして進化したものです。日本語はもちろんのこと、英語や中国語にも対応しており、国内外の多様な来場者に向けてアイケアやスキンケアに関する専門的な知識をわかりやすく案内します。

この取り組みは、ロート製薬の企業理念と製品の価値をより多くの人々と共有するための新しい手法の一環として発表されました。

進化の背景

ロート製薬は2018年からキャラクターを通じた情報発信を行い、多くの消費者に声を届けてきました。その中で、生成AI技術を取り入れることで、これまでの一方通行の情報提供から、来場者とのインタラクションを重視した「対話型インターフェース」へと進化することができたのです。この変化は、来場者にとっても新しい発見や学びを提供する機会となります。

Spaikeとは

NEOココロを支える生成AIソリューション「Spaike」は、ULTRA SOCIALが独自に開発した技術で、自然な会話が可能なデジタルヒューマン型ソリューションです。表情や音声の理解・生成に優れ、接客や案内、教育、販売など多岐にわたる分野での応用が広がっています。特に、観光や国際イベントでの多言語対応の実績が増加しているため、万博のような大規模なイベントでの導入は非常に効果的です。