雨音を、聴きながら。雨のアンソロジーが登場!
2025年6月12日、株式会社大和書房から新たなアンソロジーが発売されます。その名も「雨音を、聴きながら。雨のアンソロジー」です。この作品は、雨にまつわるさまざまなストーリーやエッセイを含む46篇から成っており、豪華な執筆陣がお届けする文学的体験が詰まっています。
特に注目すべきは、俳優であり、エッセイストでもある長濱ねるさんの参加です。彼女は自身のエッセイ集『たゆたう』に収録された作品「ホリー先生」に大幅に加筆修正を加え、新たにこのアンソロジーに収録。このことにより、長濱のファンはもちろん、雨がテーマの文学に興味がある読者にも新たな視点を提供することでしょう。
このアンソロジーは、雨に関する多様な作品が集まっているだけでなく、江國香織や川上未映子、岸本佐知子、さくらももこなど、著名な作家たちのエッセイが揃っています。また、三島由紀夫や泉鏡花の短編小説、さらには森泉岳土によるマンガまで、多彩なジャンルの作品が盛り込まれています。まさに、雨の日にぴったりの一冊です。
目次の魅力
この本の目次には、雨にまつわる素敵なお話やおかしな思い出、さらには不思議な物語が並んでおり、読者を惹きつける内容が満載です。小説家やエッセイストはもちろん、ミュージシャンや劇作家など、多様なジャンルから集った執筆者たちがそれぞれの視点から「雨」を語ります。
以下に一部の作品タイトルをご紹介します。
- - 「ホリー先生」長濱ねる
- - 「雨の日のお気に入り」甲斐みのり
- - 「雨と洗濯」岸本佐知子
- - 「捨てた女」向田邦子
- - 「雨のなかを走る男たち」須賀敦子
これらの作品を通じて、さまざまな雨の情景や感情が表現されており、読者は心を打たれることでしょう。小説や短歌、詩、マンガと、多様な表現方法が詰まったこのアンソロジーは、文学の幅広さを実感させてくれます。
予約状況と購入方法
「雨音を、聴きながら。雨のアンソロジー」は、予約開始直後からAmazonランキングで1位を獲得しました。特に「日本文学の全集・選書部門」での評価が高く、多くの読者から注目されています。定価は880円(税込)で、文庫版として272ページの内容が楽しめます。
興味がある方は、大和書房の公式サイトや書店での予約を早めに行うことをお勧めします。この冊子を手にして、梅雨の訪れと共に、各著者の雨にまつわる思いを感じる特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
公式サイト:
大和書房