公設民営型蒸留所が北海道東川町にオープン！地元酒米使用のクラフトジンも登場

公設民営型蒸留所が北海道東川町にオープン！

2025年8月27日、水の都北海道東川町に「丹丘蒸留所」が堂々とオープンします。この蒸留所は、公設民営型という珍しい形態で運営されており、地域の特産品や資源を最大限に活用したスピリッツの製造を行います。代表は、香港での成功を収めたジョセフ氏と共に、豊富な蒸留技術を持つダーウェイ・シェイ氏が率いる製造チーム。この二人の力によって、北海道の自然の美しさをボトルに詰め込んだ製品が誕生します。

新商品の「雪の窓」シリーズとは？

丹丘蒸留所の初リリースは、地元の東川米やトドマツを使用したクラフトジン「雪の窓」。この商品の特徴は、爽やかな柚子やシトラス、トドマツの香りが際立ち、米麹由来の独特な甘さが感じられることです。清涼感のある味わいは、寒い冬の雪景色を思い起こさせるような優雅さがあります。今後、オールドトムジンも発売される予定です。

蒸留所の特徴

この蒸留所は、地域の酒蔵やワイナリーとの連携を深めながら、地域特性を活かした新たな特産品創出を目指しています。ふるさと納税を通じての地域貢献活動や、地元のお酒フェスの開催など、地域との絆を強化するプロジェクトが計画されています。これにより、観光客や地域住民との交流を促進し、東川町の魅力を国内外に伝えることが目標です。

地域活性化と近未来の展望

公設民営型の蒸留所が地域に誕生したことにより、東川町の経済や観光の活性化が期待されています。ジョセフ氏とデイビッド氏は、日本の伝統的な製造技術と国際的な視野を融合させ、素晴らしいスピリッツを生み出すことに尽力しています。具体的なプロジェクトとして、2025年9月には「お酒フェス」の開催が予定されており、これによりより多くの地域資源を活用したイベントが実現するでしょう。

蒸留所の訪問と製品購入

東川町の蒸留所は、2025年8月27日より一般向けの常設ショップをオープンします。ここで、クラフトジンやウィスキーの試飲を楽しむことができるほか、購入も可能です。また、蒸留所見学ツアーも8月28日からスタートし、構造や製造プロセスについて学ぶ素晴らしい機会が提供されます。訪れる人々にとって、地域の文化や風土を感じながら、スピリッツの奥深さを体験できる場となるでしょう。

ふるさと納税と地域貢献

さらに、丹丘蒸留所では、ふるさと納税の返礼品として「雪の窓ドライジン」を提供し、地域への貢献を図ります。17,000円の寄付で手に入るこの商品は、東川町を象徴する特別な一杯です。

地域の魅力を活かしたスピリッツ作りに貢献することで、丹丘蒸留所は東川町の文化と経済の発展を促進します。これからの展開に、多くの期待が寄せられることでしょう。ぜひ、皆様もこの新たなスポットを訪れてみてはいかがでしょうか。