転退院支援システム
2021-06-22 11:30:02
大阪府でも導入へ!転退院調整支援システムの全貌とその利便性
大阪府での転院支援システム導入の目的
新型コロナウイルス感染症による医療現場の圧迫は、全国的な問題となりました。特に、退院が見込まれるが、まだ入院が必要な患者の転院支援は急務です。大阪府では、2021年6月から「大阪府転退院サポートセンター」が設立され、患者の円滑な転院を実現するためのシステムが求められていました。これに応じて、ワークログが開発した「転退院調整支援システム」がその役割を担うこととなります。
転退院調整支援システムの機能
このシステムは、搬送元の医療機関が患者の情報を登録し、搬送先の医療機関が受入れ可能な病床数や診療科の情報を共有できます。これにより、患者の状況と医療機関の状況を照合し、スムーズな転院調整を行います。
クラウドサービスによる利便性
本システムはクラウドベースで構築されており、医療機関間での情報共有が簡単に行えます。たとえば、病床数や条件が変更された際も、即座に最新情報を反映できます。全てはWebブラウザ上で操作可能で、特別なソフトウェアのインストールは不要です。
地図機能での視覚的理解
システムは患者の症状や転院希望を基に、適切な医療機関をピックアップできます。さらには、医療機関を地理的に表示する地図機能により、遠方の医療機関でも視覚的に把握しやすくなっています。これにより、通常の業務では接触しない施設にもアプローチ可能となります。
プロセス管理の明確化
このシステムにはプロセス管理があり、自治体や医療機関の役割をはっきりさせます。これにより、異なる機関間のコミュニケーションが円滑に進んでいく仕組みが整っています。
ワークログについて
「PERSONAL DRIVEN INNOVATION」をビジョンに掲げるワークログ株式会社は、顧客の知見を活かし、システム開発や事業企画を支援しています。特に、短期間での成果を求める多様な業界から高い評価を受けています。2020年には神奈川県のコロナ対策にも多く関与し、いくつものシステムを開発しました。今後は他の自治体へのDX推進も目指していく予定です。
結論
大阪府における「転退院調整支援システム」の導入は、特に新型コロナウイルス感染症の影響下で、患者の移動を円滑にし、医療提供の質を向上させる大きな一歩です。ワークログのシステムが導入されることで、今後の医療現場において一層の効率化が期待されています。
会社情報
- 会社名
-
ワークログ株式会社
- 住所
- 東京都千代田区九段北1-2-2グランドメゾン九段805
- 電話番号
-
03-6272-3379