尿がんリスク検査開始
2025-06-25 10:36:54

新たな尿がんリスク検査「マイシグナル・スキャン」の導入と前向き観察研究の開始

関連医療機関と共同の新研究



Craif株式会社は、愛知県内の名古屋大学医学部附属病院や藤田医科大学中日病院などと手を組んで、尿がんリスク検査「マイシグナル・スキャン」の前向き観察研究を開始しました。このプロジェクトは、東海エリアにお住まいの方々を対象としており、地域の健康を促進することを目指しています。

プロジェクトの背景



近年、すい臓がんは早期発見が難しく、5年生存率もわずか8%と非常に厳しい現状です。がん種別死亡者数では、胃がんを上回る結果となっています。このような状況を受け、Craifは「すい臓がん啓発プロジェクト」という新しい取り組みを立ち上げました。プロジェクトでは、尿がんリスク検査「マイシグナル・スキャン」を通じて、受診者のリスクを早期に評価することで、すい臓がんの早期発見につなげようとしています。

研究の目的



この研究の主な目的は、生活習慣や健康状態に基づくがんリスクテストを行った上で、すい臓がんリスクが高いと判定された方々に対し、無償で「マイシグナル・スキャン」を提供し、今後の精密検査に繋げることです。具体的には、300社以上の関連企業が参加する「すい臓がん啓発プロジェクト」内で、リスクが高いとされた100人にこの新しい検査を無償で実施します。

研究の実施概要



対象者


研究対象者は、過去1年以内にすい臓に関する検査を受けていない、かつ「マイシグナル・スキャン」によってリスクが高いと判定された方々です。

実施医療機関と期間


研究は名古屋大学医学部附属病院及び藤田医科大学で行われ、2027年3月31日までの期間で進められます。また、この研究から得られるデータは、すい臓がんだけでなく、肺がんや乳がん、大腸がん、食道がん、卵巣がんに関するリスク評価にも繋がる見込みです。

プロジェクトの意義



すい臓がんは非常に進行が早く、気づいた時には手遅れになることが多いため、早期発見が特に重要です。早期に腫瘍を発見できれば、生存率が80%以上に向上する可能性があります。このプロジェクトは、地域住民の健康意識を高め、受診促進に寄与することを目指しています。

Craif株式会社のビジョン



Craifは、名古屋大学関連のベンチャー企業として、がんの早期発見を実現するための様々な研究開発に取り組んでいます。「マイシグナルシリーズ」に代表される製品群は、体液から高精度にがんリスクを評価することを目的としています。今後も、「すい臓がん啓発プロジェクト」を通じて地域の健康を守る努力を続けていく所存です。詳細については、Craifの公式サイトをご確認ください。


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会社情報

会社名
Craif株式会社
住所
東京都文京区湯島2丁目25番7号本郷ITPオフィス5階
電話番号

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