小池博史演出舞台『幻の光』が池袋で上演決定
2022年12月2日から4日、東京都豊島区のシアターグリーンにて、小池博史の演出するオリジナル舞台『幻の光』が上演されます。この作品は、宮沢賢治の名作『銀河鉄道の夜』に触発されたもので、人間と自然との関係に新たな視点を提供することを目的としています。
演出の小池博史は、空間演出家として国内外で数多くの作品を手掛けてきました。今回の公演では、アジア各国の伝統舞踊や演劇・美術を融合させた独自の舞台演出が特徴です。約70分間のパフォーマンスは、プロジェクション映像や生演奏、ダンスを組み合わせ、観客に深いメッセージを伝えることでしょう。
作品の狙いと背景
『幻の光』は東日本大震災から10年以上経った今、人間と自然の危機に対する認識を再び見つめ直す機会を提供します。小池博史は、宮沢賢治が唱えた「自然の前で謙虚であれ」という思想に基づき、本作が新たな叡智を育むコンテンツになると考えています。
また、作品全体を通じて、私たちは環境問題や人と自然の危機を宇宙的視点から問い直すことが求められています。『銀河鉄道の夜』のテーマを紐解き、生と死、現実と夢の交錯を描くことで、観客により広い視野での思考を促します。
公演詳細とチケット情報
開演スケジュール
- - 12月2日(金) 20:00開演(19:40開場)
- - 12月3日(土) 13:00開演(12:40開場)、18:00開演(17:40開場)
- - 12月4日(日) 13:00開演(12:40開場)、17:00開演(16:40開場)
チケット料金
- - 前売券:一般 4,500円/学生 2,800円/小学生以下 1,000円
- - 当日券:一般 5,000円/学生 3,300円/小学生以下 1,500円
チケット購入方法
詳細や購入は公式サイトで確認できます。具体的には、
こちらのリンクからアクセスしてください。
演出家の思い
小池博史は、「光には必ず影がある」と述べ、普段見えないところで息を潜める人々の存在を意識しています。彼は、私たちが本来の自由を取り戻すきっかけとなる公演であることを目指しています。この舞台を通じて、観客が自らの存在を再確認し、光に向かって進む瞬間を体験してほしいと願っています。
小池博史ブリッジプロジェクトについて
小池博史ブリッジプロジェクトは、創造力を中心に据え、多岐にわたる活動を展開するアートプロジェクトです。国内外での公演を通じて、様々な文化や価値観の橋渡しを行っています。『幻の光』もその一環として、多くの観客に新しい視点を提供する作品として位置づけられています。
この舞台は、ただのエンターテインメントではなく、現代社会における主要な問題を考える機会を提供する重要なアートです。ぜひ皆さんもお見逃しなく!