ウィングリットが新執行役員CBOに川上慶士氏を任命

タレントやインフルエンサーのキャスティング事業を展開する株式会社ウィングリットが、川上慶士氏を新たに執行役員CBO（Chief Brand Officer）として迎え入れたことを発表しました。これにより、同社はインフルエンサー市場のさらなる成長を目指します。

川上慶士氏の経歴

川上氏は、2015年に戦略シンクタンクに入社し、広報や広告戦略に従事。その後、2016年には株式会社ライスカレー製作所の創業メンバーとして活躍し、上級執行役員や取締役を歴任しました。特に、住まい・暮らしをテーマにしたInstagramメディア「シンプルホーム」の創刊編集長として知られ、2024年には東京証券取引所に上場する実績を残しました。そして2025年に株式会社かわつよを創業し、同年にウィングリットに参画しました。

CBOとしてのビジョン

川上氏は、新たに任命されたCBOとして、インフルエンサー市場の複雑化に警鐘を鳴らしています。「インフルエンサー市場は毎年進化しており、単にデジタル手法やAIを用いただけでは、深い理解に至らないこともあります。また、従来のマス広告手法だけでは限界が見えてきています。」と述べ、より細やかな戦略の重要性を指摘しました。

彼は、「人間関係の構築を無視して、単に効率化を追求するだけでは成功は難しい」とし、ウィングリットの代表である安藤公春氏と味方勇人氏が持つ、長年の業界経験と人的ネットワークが競争優位性を生むと考えているようです。

ウィングリットの展望

ウィングリットは、タレントやインフルエンサーのキャスティング業務を基盤に、ユーザー生成コンテンツ（UGC）に関しても強い知見を持っています。これからの時代に必要とされる戦略的なパートナーとして、企業や他のパートナーに対してさらなる価値を提供していくとしています。川上氏のリーダーシップのもと、新たな挑戦が期待されています。