公共施設予約システム「まちかぎリモート」に新機能登場
2023年3月26日、株式会社構造計画研究所が提供する公共施設向け予約管理システム「まちかぎリモート」に、ついに「利用報告機能」が追加されました。この新しい機能は、体育館や公民館などの公共施設での利用状況をより効率的に管理できるように設計されています。
利用報告機能の詳細
「利用報告機能」とは、施設利用者がオンラインで手軽に利用報告を行えるようにするものです。従来、利用者が使用後に実績を指摘する際には、他のサービスや書面を用いるのが一般的でしたが、この機能の導入により、利用予約から報告までを一元化することが可能になります。
特に、複数の施設を管理している場合、施設ごとに利用人数や消灯・施錠の確認といったチェックリストをカスタマイズできるのが特徴です。これにより、学校開放事業などでの利用状況を適切に把握し、利用者にとっても自治体への報告手続きを簡略化することができます。
機能の特徴
この機能には以下のような5つのポイントがあります:
- - 無人管理を効率化し、適切な原状復旧を促す
- - 利用者からの重要連絡(落とし物や備品の破損)を即座に自治体に共有可能
- - 予約コマごとに利用報告の状況を一目で把握でき、提出漏れを軽減
- - 手間をかけていた電子申請予約フォーム等の契約が不要になり、システムを一元化
- - 利用者にとっても自治体に対する負担が軽減に繋がる
これにより、休日や夜間に多くの利用がある施設においても、実績がしっかりと管理され、利用者満足度の向上が見込まれます。
「まちかぎリモート」の特長
「まちかぎリモート」は、公共施設の予約管理を行うためのシステムで、予約や支払い、鍵の受け渡しをすべて一元管理しています。少子高齢化に伴う公共施設の効率的な運営が必要とされる中、このシステムは従来の対面式や紙ベースのフローをデジタル化し、よりスマートな運用を実現しています。
業務負担の軽減とセキュリティ
「まちかぎリモート」は、業務の負担を軽減し、鍵の管理や貸し出しを自動化することでコスト削減にも寄与します。さらに、予約情報に基づく暗証番号によって、不正アクセスを防止し、施錠・解錠の履歴がクラウドに保存されるので、セキュリティ強化にも役立ちます。
今後の展開について
株式会社構造計画研究所では、実証実験プログラムを開設しており、自治体がこのサービスを無償で試行できる機会を提供しています。新機能の効果を体感したい自治体様にとっては、非常に魅力的な提案と言えるでしょう。実証実験に興味のある自治体は、ぜひこのチャンスを利用し、公共施設運営の新たな高みを目指していただければと思います。
このように、公共施設向け予約システム「まちかぎリモート」の新機能追加は、施設の利便性や安全性に大きく寄与することが期待されます。今後も利用者のニーズに応じた改善を進め、より良いサービスを提供し続けることを目指しています。
お問い合わせ
詳しい情報は、
構造計画研究所のウェブサイトをご覧ください。施設予約システム「まちかぎリモート」の詳細については、
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