ラクスルとハンコヤドットコムが連携し印刷と印鑑の購入を一本化

ラクスルとハンコヤドットコムの画期的な連携

2023年10月、ラクスル株式会社が株式会社ハンコヤドットコムを完全に子会社化し、この2社は新たにアカウント連携を開始しました。この連携のメリットは、ラクスルのアカウントで印刷物や印鑑の購入ができるようになったことです。これにより、顧客は一つのアカウントでさまざまな商品を手軽に利用できるようになります。

アカウント連携の詳細

新たに構築されたアカウント連携により、ラクスルを利用している約270万人の顧客は、印鑑やスタンプといった商品も簡単に購入できるようになりました。具体的には、ハンコヤドットコムのサービスへの会員登録やログインがラクスルのアカウントを使用して行えるようになり、追加の情報入力が不要になるため、購買プロセスがスムーズになります。これにより、お客様の利便性は大きく向上しました。

特に中小企業においては、設立登記時に必要な印鑑や名刺といった事務用品は必須であり、これまで以上にラクスルとハンコヤドットコムを利用するシーンが増えることでしょう。法人設立の際、名刺や事務印刷物の購入と同時に印鑑も手に入れることができるのは、顧客にとって大変嬉しい利点です。

RAKSULグループが目指す未来

両社は「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」という共通のビジョンを掲げています。ラクスルは名刺や封筒、ハンコヤドットコムは印鑑やスタンプと、事務用品を中心に豊富な商品を展開しています。また、ノベルティやユニフォーム、そして梱包資材なども扱っており、中小企業にとってビジネス運営に必要なアイテムを幅広く提供しています。

購買プロセスをデジタル化することで、必要なものを必要な分だけ手軽に手に入れられる社会を目指しているのです。さらなる利便性向上への取り組みとして、RAKSULグループ全体でのサービス向上も期待されています。

ハンコヤドットコムのサービス

ハンコヤドットコムは、1998年にインターネット印鑑通販サイトとして設立され、高品質で短納期のサービスを提供しています。年々注文数も増え、2024年には49万件を見込んでいます。また、印鑑やスタンプだけでなく、オフィス文具やカレンダーなど、多岐にわたる商品を取り扱っています。

生産者パートナーとしての地位も築いており、シヤチハタ株式会社との連携で14年連続売上1位を獲得した実績があります。2023年にRAKSULグループの一員となったことで、互いの強みを活かしてさらなるサービス向上を目指しています。

まとめ

ラクスルとハンコヤドットコムによるアカウント連携は、印刷物と印鑑の購入を一元化し、仕事をする中小企業にとって、大きな利便性をもたらすことになるでしょう。買い物の手間を省き、必要な商品を簡単に手に入れることができる環境が整いつつあります。これは顧客の体験を豊かにし、ビジネスの効率化を図る大きな一歩です。今後どのようにこの連携が発展していくのか、その動向に注目です。