注目の実験音楽家アーノルド・ドレイブラット来日公演、特別編成アンサンブルが登場！

アーノルド・ドレイブラット & The Orchestra of Excited Stringsの来日公演

2025年12月18日（木）、東京・赤坂のゲーテ・インスティトゥート東京にて、実験音楽界の先駆者であるアーノルド・ドレイブラットによるアンサンブル・プロジェクト「The Orchestra of Excited Strings」の特別な公演が開催されます。この公演は、1979年にニューヨークで設立された当アンサンブルが、数十年にわたって進化し続けてきたことを示す貴重な機会となります。

アンサンブルの背景と進化

「The Orchestra of Excited Strings」は、弦楽器と革新的な音響技術を駆使し、独自の音楽スタイルを確立しています。Dreyblattは、このアンサンブルを通じて新たな音楽の境地を切り拓き、1980年代からベルリンを拠点に活動を行っています。活動自体は、一度解散を経験しながらも、アーティストたちとのコラボレーションによって再結成され、音楽界に極めて影響を与え続けています。

現メンバーの魅力

今回の公演には、Dreyblattに加え、ベルリンを拠点とする作曲家で楽器創造者のコンラッド・スプレンガー、即興音楽のギタリストであるヨアヒム・シュッツが参加します。また、長年の連携があるジム・オルークと日本からは石橋英子が特別ゲストとして共演。この5名によるアンサンブルは、前回の東京公演以来の再会となり、実験音楽ファンにとっては見逃せない瞬間となるでしょう。

8年の時を経て

ドレイブラットにとって、この東京公演は2017年以来8年ぶりとなります。それだけに期待が集まります。彼は、サウンドアート、インスタレーション、パフォーマンスなど多岐にわたる活動を行い、常に新しい音楽の形を模索してきました。2023年には最新作『Resolve』をリリースし、2025年11月21日にはエクスペリメンタルバンドHorse Lordsとのコラボ作のリリースも控えています。