まちだDサミット2025:認知症と共に生きるまちづくりを推進
2025年2月1日(土)、東京都町田市にて、認知症と共に生きる社会の実現に向けて「まちだDサミット」が開催されます。2018年度から続くこのイベントは、市民参加型の取り組みとして、認知症当事者、その家族、そして地域住民が一体となり、「認知症と共に生きるまち」を共に創造することを目的としています。
今年のテーマは、認知症当事者、家族、地域住民の3つの異なる視点から「認知症とともに生きるまち・町田」の現状を多角的に捉えることにあります。多様なプログラムを通して、参加者は認知症への理解を深め、共生社会の実現に向けて共に考え、行動するきっかけを得られるでしょう。
基調講演では、認知症介護研究・研修東京センター副センター長(兼)研究部長である永田久美子氏を招き、「認知症とともに生きるまち」をテーマにした講演が行われます。永田氏による専門的な知見に基づいた講演は、参加者にとって貴重な学びの機会となるでしょう。
トークセッションでは、認知症当事者、その家族、そして地域住民の方々が登壇し、それぞれの立場からの率直な意見や経験を共有します。参加者にとって、生の声に触れ、理解を深める絶好の機会となるでしょう。
その他プログラムとして、参加者自身が認知症を疑似体験できるVR体験や、認知症の方々との交流を通して共生社会を肌で感じられる「Dカフェ体験」なども予定されています。これらの体験を通して、参加者は認知症への理解をより一層深めることができるでしょう。
午前中は基調講演と認知症当事者によるクロストーク、午後は3部構成のトークセッションで、「認知症である『私』の視点」、「認知症の人の『家族』の視点」、「『ともに生きるまち』の一員としての視点」という多様な視点を深く掘り下げます。
開催概要
日時: 2025年2月1日(土) 午前10時~午後5時30分
会場: 桜美林大学東京ひなたやまキャンパス(町田市本町田2600-4)
対象: 町田市在住・在勤・在学の方
申込方法: 2024年11月20日(水)正午~2025年1月20日(月)に町田市イベントダイヤル(TEL 042-724-5656)またはイベシスコード241120Aへ(午前の部のみ予約制)
定員: 235名(午前の部のみ、申し込み順)
主催: 町田市
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協力: 桜美林大学
町田市について
東京都南部に位置する町田市は、人口約43万人の街です。都心へのアクセスも良く、大型商業施設が立ち並ぶ一方で、里山の風景や緑豊かな公園、農地など自然も豊かに残されています。都市と自然の両方を享受できる魅力的な街です。
本イベントは、「16のまちだアイ・ステートメント」を基に、多様な立場の人々が集い、対話を通して「認知症とともに生きるまちづくり」を考える場となっています。このサミットが、町田市の更なる発展と、よりインクルーシブな社会の実現に繋がることを期待しています。