新日本空調とSustechが手を組む
新日本空調株式会社と株式会社Sustechは、カーボンニュートラル社会の実現に向けて協力することを発表しました。両社は、脱炭素化支援プラットフォーム「CARBONIX」とエネルギー消費分析ツール「EQデータグラス」を連携させ、持続可能な助けとなるソリューションを提供します。
連携の背景
本取り組みは、今年1月に締結した資本業務提携契約の一環として行われており、両社はそれぞれの専門知識と技術を活かしてGX(グリーン・トランスフォーメーション)への取り組みを加速させます。Sustechは最先端のテクノロジーを駆使し、企業や社会が持続可能な形での脱炭素化を行うプラットフォームを展開しています。特に「CARBONIX」は、GHG(温室効果ガス)排出量の算定を簡素化することを目的としています。
EQデータグラスの役割
一方、新日本空調が開発した「EQデータグラス」は、建物や設備のエネルギー消費状況を正確に把握し、運用状況を視覚化するツールです。このツールを通じて、商業施設や公共施設、工場などにおけるエネルギー管理がより効率的に行えるようになります。データ連携により、GHG排出量の可視化が進み、CO2削減にむけた高レベルなエネルギーマネジメントが実現します。
カーボンニュートラル社会に向けた展望
両社の取り組みは、地域や社会全体の脱炭素化を進めるための一助となることを目指しています。具体的には、GHG排出量の算出からカーボンクレジットの活用まで、包括的なソリューションを提供することで、持続可能な未来の実現に寄与します。
新日本空調とSustechのビジョン
新日本空調は「SNK Vision 2030」を通じて、持続可能な地球環境を求める企業方針を持っています。持続可能な社会に向けるノウハウと技術を駆使したエンジニアリング改良に力を入れ、エネルギー効率の最適化と温室効果ガスの排出削減に努力しています。
Sustechも2021年に創業し、エネルギーの未来を切り開くことを目的に活動しています。「ELIC」や「CARBONIX」など、脱炭素化を支援するためのツールを提供し、企業や地域の環境意識を高めることを目指しています。
まとめ
新日本空調とSustechの協業は、企業が効率的にカーボンニュートラル社会を実現するための強力な一歩となるでしょう。両社が持つ技術とリソースの融合によって、より多くの企業が持続可能な方向へと進むことを期待しています。