日本最大級の給水能力を持つ「村野浄水場」
大阪府枚方市に位置する村野浄水場は、大阪広域水道企業団が運営し、府内42市町村に水を供給している重要な施設です。この浄水場は日本最大級の給水能力を持ち、1日に約1,797,000立方メートルの水を処理することができます。淀川の水を取り入れ、高度浄水処理を行うためにオゾンや粒状活性炭が活用され、府民に安全な水道水を提供しています。
工事成績評定におけるトップ獲得
水道機工株式会社の大阪支店が手掛けた「村野浄水場E系沈澱池傾斜板改良工事」が、2023年度の「機械器具設置工事」部門で81点を取得し、トップの成績を収めました。これは、大阪広域水道企業団が行う工事成績评定の結果であり、179件中の首位にあたります。
この評定は、請負工事の適正な選定と育成を目的に、大阪広域水道企業団が行っています。水道機工は、岡山工事の質を確保しつつ、効率的な進行を心掛け、同企業団との緊密な連携を大切にしてきました。
村野浄水場での工事詳細
「村野浄水場E系沈澱池傾斜板改良工事」では、主に3つの作業が行われました。この工事は、地震など災害時に装置と躯体の衝突や破損を防ぐために、耐震装置装備の傾斜板への更新を目的としています。
1.
傾斜板の更新: 従来の傾斜板を撤去し、新型の耐震装置装備の傾斜板に取り替えました。
2.
壁面補修: 沈澱池躯体の鉄筋の発錆部分を防錆処理して、施設の老朽化を防ぎました。
3.
堰板の更新: 木製の堰板を新たにステンレス製のものに交換しました。
これらの工事において、施工・工程管理の徹底も重要なポイントとなりました。事前に企業団と対話を重ね、施工のスムーズな進行を可能にしました。特に、約4600箇所に及ぶ壁面補修箇所の管理を行なうことで、工事全体の品質が保たれ、槍玉を挙げられることなく完成させることができました。
未来に向けた取り組み
これらの成功は、チーム一丸となった先を見据えたプロジェクトの進行の成果でもあります。双方にとって価値のある進行を実現し、水道機工株式会社は今後も地域の水環境を守るための工事や技術開発に力を入れていくことでしょう。
水道機工株式会社の概要
創業92年を誇る水道機工株式会社は、水に関わる事業を展開し、社会への貢献を目指しています。
・
社名: 水道機工株式会社
・
創業年: 1924年
・
資本金: 19億4,700万円
・
社員数: 856名
・
代表者: 古川 徹
・
本社所在地: 東京都世田谷区桜丘5-48-16
これからも水道機工は、水環境や地域社会の未来を見据え、その技術と情熱で安心できる生活を支えていきます。