国鉄形気動車の旅！房総の保存車両を巡る特別な日帰り旅行

魅力満載！房総保存車両めぐりの旅

この冬、鉄道ファン必見の特別な日帰り旅行が企画されました。株式会社JR東日本びゅうツーリズム＆セールスが主催する「国鉄形気動車の系譜を追う房総保存車両めぐり」。2025年12月20日出発で、千葉県内に保存されている貴重な国鉄形気動車を見学するツアーです。

気動車王国房総の魅力

千葉県はかつて「気動車王国」として名を馳せました。ツアーでは、効率良く移動できるバスを利用して、3か所の保存車両施設を訪れます。

1. いすみ鉄道の国吉駅と大多喜駅には昔の名車が保存されています。特に「キハ30 62」や「キハ28 2346」は、それぞれ1966年、1964年に製造され、長年にわたり千葉の地で活躍した車両たちです。特に「キハ30 62」は、勝浦機関区に配置されてから2012年まで使用されていた地元に根ざした存在です。

2. ポッポの丘では、2200形電車（デハ2211）の特別な車内開放が行われます。この電車は、1956年に製造された小田急初の高性能電車で、普段は入れないため貴重な機会となります。千葉県いすみ市にある「ポッポの丘」では、キハ38やいすみ鉄道204なども展示されており、貴重な鉄道文化に触れることができます。

3. キハ10保存会では、普段は一般公開されていない「キハ10 11(キハ1001)」を特別に見学できます。この車両は1955年に製造され、長い運用の歴史を経て首都圏色で保存されています。日本でたった一両の首都圏色のキハ10に触れることができるのです。

旅行商品の詳細

この日帰り旅行の参加費は、大人28,000円、小学生25,000円。最大30名の募集ですが、最少催行人数は20名です。

申し込みは「日本の旅、鉄道の旅」サイトにてインターネット限定で受付中です。貴重な機会を逃さず、申込をおすすめします。ツアーの詳細や注意事項については、公式サイトを確認してください。

企画の思い

JR東日本びゅうツーリズム＆セールスのビジョンは「観光流動創造を通じて人々の人生を豊かにする」こと。地域との強いつながりを活かし、新しい価値を生み出しています。鉄道を通じての旅は、人々に新たな発見と驚きを提供し、人生をより豊かにするものだと信じています。

冬の一日を、懐かしの国鉄形気動車と共に過ごす特別な旅。鉄道好きにはたまらないこのツアーに参加して、新しい思い出を作りましょう。