市原湖畔美術館で「まどのむこう、きみのセカイ」子ども絵画展開催
千葉県市原市に位置する市原湖畔美術館では、毎年恒例の子ども絵画展が今年も開催されます。第13回となる今回は、特に注目のゲストアーティストとして現代美術家の
原田郁さんを迎え、「まどのむこう、きみのセカイ」をテーマに、市原市内の子どもたちが描いた作品を展示します。
開催概要
この絵画展は、子どもたちの自由な発想を育むための大切な機会です。美術館は平日も土日も訪れやすい開館時間を設けており、休館日は毎週月曜日ですので、観覧の計画が立てやすいです。料金も一般500円、高校生・65歳以上400円と、手頃にアートを楽しむことができます。もちろん、中学生以下のお子さんは無料です。
原田郁さんの紹介
原田郁さんは1982年に山形県で生まれ、独自の視点で仮想空間と現実を交差させた作品を手がけています。彼女の作品は、画面の向こうに新しい世界が広がっており、観覧者を魅了する力があります。特に、3Dソフトを駆使した「理想郷」としての作品は見る者を別世界へと誘います。これらの作品が子どもたちの絵画と共に展示されることで、異なる視点のコラボレーションが生まれるのです。
展示の見どころ
今回の展覧会では、1078点の応募作品の中から、原田さんと北川フラム館長が厳選した約270点が展示されます。子どもたちが描いた作品は、それぞれの思い出の場所や、心に広がる自分だけの世界を表現したものです。これらの作品を通じて、彼らが「まどのむこう」に見ている景色を楽しむことができます。また、原田さんの彫刻や絵画とのコラボレーション展示も見どころの一つです。
ワークショップも開催
また、展覧会の期間中には、子ども向けのワークショップも実施されます。「まどから見える景色」をテーマにしたこのワークショップでは、参加者が自分の描いた絵を展示室の吹き抜け空間に飾ることができ、カラフルでにぎやかな街を作り上げます。ワークショップは小学生以下のお子さんが対象で、事前に申し込みが必要です。
終わりに
「まどのむこう、きみのセカイ」子ども絵画展は、子どもたちの可能性を広げると同時に、アートを身近に感じる貴重な機会です。この展覧会を通じて、訪れた方々が新たな発見や感動を得られることを期待しています。美術館での特別な時間をお楽しみください。