新たな人材育成の形
認定NPO法人サービスグラントが主催する『プロボノリーグ2025』が始まります。このプログラムは、企業に所属する人材が社会的課題に取り組む非営利組織(NPO)の支援を行うことで、実践的なビジネススキルを身につけ、自律的に行動できる人材の育成を目的としています。
近年、企業内の人材育成だけでは変化に柔軟に対応できる人材を育てることが難しくなっています。『プロボノリーグ』では、社会課題に直面しているNPOのリアルな経営問題を解決するプロジェクトに参加し、実地での経験を通じて社員の視座を広げます。参加者はヒアリングや課題設定、提案、フィードバックの一連のプロセスを経て、次の能力を高めていきます:
- - 社会構造への深い理解
- - 多様な関係者との協働スキル
- - 行動に移す当事者意識の育成
これにより、企業が求める「変革を担う人材」への成長を促進します。
2025年のプログラム内容
2025年度は、参加企業が目的に応じて選べる2つのプログラム編成があります。
- - 地域創生編(長崎県): 自然や地域資源、暮らしの課題に取り組むNPOの経営課題を支援。現地でのフィールドワークを通じて、地域とのつながりを重視する企業に適しています。
- - 東京編(東京都): 障害福祉や病児保育、若者支援に関わるNPOへの改善提案を行います。都市部の社会課題に焦点を当てた社員育成に最適です。
プログラムの詳細
- - 対象者: 企業に所属する20代後半から40代の若手~ミドル層
- - 形式: 4日間の短期集中型(オンラインと集合研修)
- - 実施期間: 2025年10月から11月(約1ヶ月半の活動)
- - 定員: 各フィールドにおいて1社から最大3名ずつ、数社の参加が可能
- - 特別割引: 初回参加企業には割引プランを用意しています。
おすすめの企業
このプログラムは以下のような企業に特におすすめです。
- - 若手・中堅社員の自律性を引き出したい
- - イノベーションや事業創造の土壌を育てたい
- - SDGs・ESGの観点で育成と社会貢献を両立させたい
- - 新規事業人材や次世代リーダーの視座を広げたい
これまでに、株式会社アイシン、セイコーエプソン株式会社、東日本電信電話株式会社など、大手企業を中心に36社220名以上が参加しています。
導入企業の声
参加企業の人事部門からは、「与えられた仕事」から「自ら動く人材」へと成長したとの評価を受けています。参加者は、現場のリアルな声を通じて、自分の役割を再定義する機会を得たと話しています。また、課題解決に向けて新たな視点が得られ、社内でも高く評価されています。
申し込み方法
2025年8月29日まで募集中。初回参加企業には割引プランあり。興味のある方は、お早めにお申し込みください。申込フォームやプログラムの詳細は公式サイトにてご確認ください。
参考情報
参加企業の感想や導入効果については、以下の参考記事をご覧ください。
『プロボノリーグ2025』では、社会貢献を通じた人材育成を実現し、企業の側面からも社会をより良くする取り組みを行っています。みなさまのご参加をお待ちしております!
詳しい情報や申し込みは
こちらからご確認ください。