自動運転AIチャレンジが柏に集結!
2023年3月23日(土)と24日(日)、東京大学生産技術研究所附属千葉実験所にて「Japan Automotive AI Challenge 自動運転AIチャレンジ」が開催されます。これは自動運転技術の最前線を目指すイベントで、参加チームたちが様々な競技を通じてその技術を披露します。
参加チームの概要
本大会には、4つのチームが参加します。経済産業省が主催するAIエッジコンテストの成績を基に、選ばれたのは以下のチームです:
- - kaggler-lya: 筑波大学院の横尾修平代表。セグメンテーション部門で1位、オブジェクト検出部門で3位を獲得。
- - WARRIORS: 浙江大学のMiao Zhang代表が率いるチーム。オブジェクト検出部門で2位。
- - MTLLAB: 東京大学院の谷合廣紀代表。セグメンテーション部門で2位。
- - r488it: 特別枠で参加する呉澤代表。AIエッジコンテストにおいてセグメンテーション部門で7位、オブジェクト検出部門でも7位。
トレーニングと準備
参加チームは大会前の3月16日から21日まで、東京海洋大学の越中島キャンパスでメンターの指導を受けながらトレーニングを行います。このトレーニング見学は報道関係者にも開放されており、詳細はお問い合わせが必要です。Officialメンターはティアフォー社が担当し、参加者に必要なサポートを提供します。
競技ルールと内容
大会で使用されるのは、ヤマハモーターパワープロダクツの自動運転プラットフォームが搭載された電動小型低速車両です。競技者は、Autowareの最新バージョンを使用し、経路設定や操作を行い、自動運転を実現します。競技は2つの部門に分かれており、
チャレンジ1: シナリオ完走部門
競技者はあらかじめ設定されたコースを自動運転させ、他の参加者との順位を競います。過程において信号や歩行者、駐車車両を適切に認識し、評価されます。
チャレンジ2: 制御精度部門
ここでは、駐車位置が設定され、いかに正確に駐車を実施できるかがポイントとなります。競技者は、持参したアルゴリズムを使っても良いという柔軟性があります。
イベントスケジュール
以下が大会のスケジュールです:
- 10:00: 取材受付開始
- 10:30: 開会式
- 11:00: セッティング、プラクティス
- 14:00: シナリオ完走部門競技
- 09:00: 取材受付開始
- 09:30: 制御精度部門競技
- 13:00: 表彰式
- 13:45: パネルディスカッション
パネルディスカッション
このイベントでは、業界の専門家や研究者が参加するパネルディスカッションも行われます。その中には、東京大学の加藤真平准教授やトヨタ自動車の鯉渕健氏、日産自動車の土井三浩氏など、著名な顔ぶれが揃います。モデレーターはストロボの下山哲平社長が務めます。
自動運転技術の未来を垣間見ることができる貴重な機会です。ぜひ、参加してみてはいかがでしょうか。