銀座 蔦屋書店でのアート展『儚さについて』
2023年9月19日(土)、東京都中央区の銀座 蔦屋書店にて、秋山泉、大西伸明、興梠優護、金佳辰によるグループ展「儚さについて|On Transience」が始まります。この企画展は、美術家の興梠優護による初のキュレーション展であり、10月7日(水)までの期間、店舗内にあるアートスペースFOAM CONTEMPORARYで開催されます。
展示内容
本展には、興梠優護が提唱する「儚さ」というテーマに沿った作品が展示されます。参加アーティストの秋山泉、大西伸明、金佳辰は、それぞれ異なるアプローチで、移ろいやすい物事に向き合います。展示される作品は、絵画、ドローイング、立体作品など多岐にわたり、私たちの身の回りにあるが明確に捕えがたいもの、例えば光や身体感覚、記憶などの存在を問うものです。
アートを通じて、見ることと存在すること、実物と複製、個人の経験と他者との関係性の間に生じる不確かさに触れることで、日常の中に潜む「儚さ」への新たな理解が得られることでしょう。
儚さの概念
本展では、儚さを単なる「消えていくもの」と捉えるのではなく、異なる存在の間に生まれる一時的な感覚として捉える試みがされています。作品同士が交わることで、普段は見えない揺らぎや「気配」に視線を向け、私たちが生きる変化し続ける世界との結びつきを考え直す機会となります。
興梠優護は、展覧会開期中のアーティストステートメントでも、過去の熊本地震によって中止となった展覧会を思い、その復興を願いながら「不知火」という地名にまつわる伝承に触れています。この火は「誰も知らない」とされる不確かで神秘的な存在であり、展覧会全体が探求する儚さのテーマと共鳴しています。特に、仏教の無常観を引き合いに出し、「全ては変わる」という考え方を通じて、取り込みがたいものへの感覚を表現しています。
展示と販売について
展示される作品は、会期中の9月19日(土)11:00より販売が開始されるほか、アートECプラットフォーム「OIL」でも一部の作品が9月22日(火)から10月7日(水)までの期間にオンライン販売されます。アートに魅了される方にとっても、是非訪れてほしい展覧会です。
アーティストのご紹介
- - 秋山泉:日本の絵画界でも注目の存在で、鉛筆による繊細な表現で静謐な世界を描く。
- - 大西伸明:樹脂を用いた作品で、存在やオリジナルの意味を問いかける立体作品を制作。
- - 興梠優護:身体のモチーフに焦点を当て、移ろうものを探求する作品を制作。
- - 金佳辰:中国で生まれ、身体感覚と他者の関係から作品を生み出している。
このように、それぞれ異なる背景を持つアーティストたちが一堂に会し、儚さというテーマを深く掘り下げる展覧会となっています。
展覧会情報
会期:2023年9月19日(土)〜10月7日(水)
場所:銀座 蔦屋書店 FOAM CONTEMPORARY
時間:11:00〜19:00(最終日のみ18時閉場)
入場:無料、予約不要
主催:銀座 蔦屋書店
展覧会を通じて、儚さについての新たな視点を探求し、アートの持つ深遠な魅力に触れるチャンスです。ぜひ足を運んでみてください。