懐かしの「ごはん」を通じて繋がる心温まる物語、電子連載版第8巻配信開始！

懐かしのレシピで心を結ぶ『ハルと思い出めぐりごはん』電子連載版第8巻が配信

2025年8月20日（水）、メディカル・ケア・サービス株式会社から電子連載版『ハルと思い出めぐりごはん高齢者と食べるしあわせレシピ』の第8巻が配信されます。この作品は、懐かしい料理を通じて高齢者とその家族との心温まる交流を描いたコミックエッセイです。これまでのストーリーに加え、今回の巻では主人公ハルと新たに入居した辻谷さんの心の触れ合いがテーマとなっています。

食は記憶を呼び起こす

物語は、認知症高齢者向けのグループホームを舞台に、新米調理師の天野晴輝（あまのはるき）が食を通じて入居者の思い出を探るハートフルなストーリーです。食べたいという気持ちに寄り添い、高齢者が楽しむことができる懐かしい料理を提案するこのコミックは、多くの読者に感動を与えています。

第8巻では、グループホームに新しく入居してきた辻谷さんが登場します。彼は以前、ハルが勤めていたレストランの料理長でしたが、入居当初はハルのことを覚えておらず、難しい顔をしながら彼女の作る料理を食べています。ですが、ある日、他の入居者の誕生日会の際に立ち上がり、「お祝いの料理をつくる」と宣言。過去の記憶が徐々に蘇り、彼自身の料理への情熱が再燃する様子が描かれています。

読者の心に響くストーリー

このシリーズは、高齢者の「食べたい」という気持ちや家族や介助者の「食べてほしい」という思いを大切にしながら進んでいきます。それぞれの巻では、高齢者の食事を支えるための工夫や調理のアイデアを具体的に提案することで、実際に役立つ情報も織り交ぜられています。

著者とレシピ監修者について

著者の佐倉イサミは、多様な作品を手掛ける漫画家で、彼女の作品は読者とのコミュニケーションを大切にしたものが多いです。また、レシピ監修は管理栄養士の真田育子が担当しており、高齢者が楽しめる食事を提案しています。

いつでも楽しめる電子版

今回の『ハルと思い出めぐりごはん』第8巻は、電子書籍としてKindleストアや楽天Koboなどで好評配信中です。また、これまでの1話から3話までは、「健達ねっと」にて無料で配信されていますので、ぜひ一度ご覧ください。

この作品を通じて、多くの人が自分の大切な人とともに、懐かしい味を共有しながら心の触れ合いを楽しめることを願っています。