名探偵コナン列車に新デザインが登場！ファン必見の魅力とは？

名探偵コナン列車に新デザイン車両登場！

名探偵コナン列車が新しいデザインと共に走り出します。山陰本線を中心に運行するこの特別な列車は、2012年度から運行をスタートし、長年ファンに愛されてきました。今回は、これまでの「青赤車両」のデザインがリニューアルされ、全く新しいテーマを持つ車両に生まれ変わります。

1. 新デザインの特徴

新たなデザインでは、2つの車両がそれぞれ異なるテーマを持って展開されます。まず、米子側には「白の車両」が登場し、作品に登場するキャラクターたち—コナンや工藤新一、赤井秀一、灰原哀など—が白い背景に描かれて、明るいイメージを醸し出します。

一方、鳥取側は「黒の車両」となり、対立する黒ずくめの組織のメンバー—ジン、ウォッカ、ベルモット—が黒を基調に表現され、クールで神秘的な雰囲気を創り出しています。

このように、色を用いたテーマの対比が、ファンの興味を一層引き立てる仕組みになっています。さらに、内装にも工夫が施されており、トイレの入口にはコナンと黒ずくめの組織のイラストが描かれています。このトイレのピクトグラムは、工藤新一と毛利蘭を模したデザインとなっていて、乗客に楽しさを加えています。

2. 出発式の詳細

新デザイン車両のお披露目を記念した出発式が、2025年3月16日（日）に行われます。場所は由良駅の3番のりばで、出発式は14:40から15:05の予定です。

このイベントには、鳥取県知事の平井伸治氏、西日本旅客鉄道株式会社の理事、そして北栄町の町長が出席し、挨拶やテープカットを行います。新デザイン車両は、臨時列車として15:05に倉吉行きで出発し、その後は3月17日から定期列車として運行を開始します。

3. コナン列車の概要

名探偵コナン列車は、「まんが王国とっとり」の建国を祝って、2012年度に運行をスタートしました。車両にはコナンをはじめとした主要キャラクターがイラストで描かれ、ファンが時間を合わせて乗車する光景が見られます。現在は、2019年度から運行を開始した「青赤車両」と、2021年度から運行中の「探偵車両」が2両1編成で運行されており、ファンにとって特別な体験を提供しています。

新デザイン車両は、今までの「青赤車両」とはいったんお別れし、2025年3月4日までの運行を予定しています。在来の「探偵車両」は引き続き運行されるため、ファンはこれまで以上に楽しむ機会が増えることでしょう。

間もなく始まるこの新デザイン車両の運行が、ファンにとってどのような新しい体験をもたらすのか、期待が高まります。皆さんもぜひ、新たに生まれ変わった名探偵コナン列車を体感してみてはいかがでしょうか。