日本の森林が実現するサステナビリティのモデル
静岡県の松崎町に本拠を置く株式会社BASE TRESが、国際的なアワード「Spain Talks 2026」の「コーポレート・アワード」を受賞しました。同社は、環境保全と地域再生に向けたサステナブルな取り組みとして、古道再生とエネルギー循環型の薪火レストラン「QUEBICO」を展開し、その活動が世界に認められたのです。
西伊豆の自然資源の循環と活用
BASE TRESのアプローチは、地元の資源を循環させることに特化しています。自伐型林業を用いて地域の森を整備し、その木材を薪として利用しつつ、調理や暖房に必要なエネルギーを自給しています。特に、「QUEBICO」では、化石燃料を一切使用せず、西伊豆の森から切り出した薪のみで料理を行い、その独特の香りを食材に与えています。このように地域の気候や土壌に根ざした料理こそが、地域性を余すところなく表現した「テロワールの実現」なのです。
世界基準の評価を受けた取り組み
さらに、BASE TRESの活動の注目が高まる中、世界的に名高いMTB専門誌『FREEHUB MAGAZINE』でも西伊豆の古道再生とサステナブルな旅の仕組みが紹介され、表紙も飾ることに。「日本の古道再生と地域循環モデルが世界水準である」というメッセージを広めました。
また、2026年夏に開催された「Spain Talks 2026」では、本州初となるこの賞を受賞し、「森・食・観光」の完全循環モデルが欧州の厳しい基準に合致していることが評価されました。こうした国際的な認知は、BASE TRESが提案する新たなビジネスモデルの可能性を強いものにしています。
地域と共生するビジネスモデル
これまで、同社は複数の省庁から高い評価を受けてきました。環境省や農林水産省から表彰され、特に注目されているのが、サステナブルな旅への貢献です。西伊豆のモデルは、地域のエネルギーと経済を循環させ、他の地域でも実装可能なシステムを構築しています。
夏には静岡県や林野庁のイベントに登壇し、全国展開を視野に入れた提案を行ったことで、多くの支持を集めています。特に、地域資源を最大限活用した飲食ビジネスモデルは、他店舗との競争優位性を生み出し、エネルギーコストを大幅に節約する方法としても注目されています。
今後の展開に期待
これからのBASE TRESは、全国の森林資源を抱える地域とのパートナーシップを構築し、成功したモデルを他地域に展開していく方針です。日本の美しい自然環境が、地域住民にとっても世界に誇れる資源であることを示し、次世代の食と観光の在り方を共創すべく活動を続けていくことでしょう。
代表取締役の松本潤一郎氏は、「日本の森林資源には、世界を感動させるポテンシャルがある」と語り、エネルギー自給から地域における新たな産業価値の創出を目指しています。彼が描く未来のビジョンに、多くの期待が寄せられているのです。
会社概要
- - 会社名: 株式会社BASE TRES
- - 代表者: 代表取締役 松本 潤一郎
- - 所在地: 静岡県賀茂郡松崎町379-2
- - 事業内容:
- 古道再生MTBツアー「YAMABUSHI TRAIL TOUR」
- 宿泊施設「LODGE MONDO -聞土-」
- 薪火レストラン「QUEBICO」
- 地域資源循環コンサルティング
- 自伐型林業による森林整備・保全事業