自転車で楽しむ地域の魅力！新たな旅の形「pobicle」の魅力とは

自転車で巡る新たな旅のスタイル「pobicle」

2022年10月、浜松市から新たな観光の形「pobicle」が誕生しました。自転車によるマイクロツーリズムの需要が高まる中で、このサービスは「人と自転車をつなぎ、地域の魅力を発見する」ことを目的としています。

pobicleの特長

pobicle（ポビクル）は、地域を自転車で巡る「ライドプラン」を提供するウェブサイトです。ユーザーは、自らの体験を基にプランを作成したり、他の利用者が作成したプランを探したりすることができます。このようにして、地域の魅力をみんなで共有することができます。特に注目すべきは、「プランに参加する」機能が近日中に追加予定であり、参加者は自分が見つけたおすすめのスポットをプランに加えることができるのです。

背景と生まれた理由

新型コロナウイルスの影響で、旅行のスタイルが変わりました。密を避けながら近場でのレジャーを楽しむ「マイクロツーリズム」や、自転車で気軽に楽しむ「ポタリング」が注目されています。pobicleは、そんなニーズに応えるために開発されました。

特に、コロナ禍で自転車が「密を避けつつ運動不足を解消する手段」として再評価されたことも大きな要因です。また、自転車を使った地域観光の拡大に伴い、地域活性化の一環としての役割も果たしています。産業創出事業費補助金を受ける実績もあり、地域に根ざした新しい取り組みとして期待されています。

pobicleの運営会社

株式会社アスタワンがpobicleを運営しています。アスタワンは2013年に設立され、主にソフトウェア開発や技術者派遣を行っています。会社名の由来には「小さな星」という意味が込められており、地域に貢献する明るい存在でありたいという思いが反映されています。

自転車で楽しむ地域の魅力

pobicleは、地域愛にあふれる商店街や自然、アートを巡るライドプランを作成できます。ユーザーは自分の好きな場所を中心にライドプランを作成し、他の利用者とともにその魅力を広げることができるのです。また、ユーザー参加型なので、実際に参加したライドが地域の魅力を蓄積していくシステムもスタートします。

地域活性化を目指して

このプロジェクトの目的は、自転車を通じて地域に「賑わい」と「いい時間」を生み出すことです。人々が自転車で訪れ、地元の人々と交流することで、地域の魅力が蓄積されると同時に新しい発見や出会いが生まれます。これにより、地域のファンが増え、持続的な活性化につながることが期待されています。

パートナーを募集中

自転車ライドプランの共同企画を希望する地域のパートナーを広く募っています。商店街振興やエリア再生を図る方や、行政の方々、さらには自転車メーカーなど、幅広いコミュニティとのコラボレーションを促進していきます。これにより地元の魅力が新たな形で発信され、観光客も地域の魅力に触れる機会が増えることでしょう。