大阪市端建蔵橋架替工事: 2030年完成へ延期、長期通行止めのお知らせ

大阪市では、端建蔵橋の架替工事のため、令和4年9月15日から通行止めを実施していました。しかし、工事中に想定外の支障物が発見され、詳細な調査の結果、当初の予定より工期が大幅に延びることが判明しました。

そのため、完成予定日は当初の令和7年3月31日から令和12年3月31日へと変更され、通行止め期間も令和12年3月31日まで延長されることになりました。

端建蔵橋は、大阪市北区中之島6丁目から西区川口2丁目を結ぶ重要な橋であり、架替工事によって周辺道路の交通に大きな影響が出ています。

大阪市は、工事期間中の交通渋滞緩和のため、新なにわ筋やあみだ池筋などの迂回路の利用を呼びかけています。また、ホームページや区広報紙、ポスター、リーフレット、迂回看板などで、広く周知活動を行っていく予定です。

端建蔵橋の架替工事は、橋の老朽化対策として必要不可欠な工事です。大阪市は、工事の遅延によって発生するご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

端建蔵橋架替工事の概要

端建蔵橋は、大正10年（1921年）に建設された歴史ある橋です。長年の使用によって老朽化が進み、安全性の確保が困難になっていました。そこで、大阪市は橋梁保全更新計画に基づき、端建蔵橋の架替工事を実施することになりました。

本工事では、旧橋の撤去と橋台の改築を行い、アーチ橋に架け替えます。工事期間中は船舶の航行は可能ですが、アーチ橋の架設時には、1週間程度の船舶通行止めを行う予定です。