2021年6月8日開催のOTC医薬品オンラインセミナー
株式会社薬事法ドットコムの海外事業部とREACH24Hコンサルティンググループ有限会社が共同で、OTC医薬品の越境ECに関するオンラインセミナーを開催します。このセミナーは、中国市場における日本製OTC医薬品の需要を最大化することを目的としており、インバウンドからアウトバウンドへとビジネスモデルを転換したい企業にとって大変意義のあるイベントです。
日本医薬品業界の現状
新型コロナウイルスの影響で、今なお厳しい状況が続いている日本の医薬品業界。中国からの訪日客が減少したことにより、インバウンド需要の衰退が懸念されています。しかし、品質の高い日本製OTC医薬品に対して、中国市場からの需要は依然として強いのが現実です。このような中で、日本国内での医薬品の供給が不足している状況に直面しています。
越境ECの可能性
中国は2017年に医薬品規制調和国際会議に加盟し、近年では医薬品管理法の改正を通じて多くの法規制を撤廃しました。この変化により、特定の貿易特区においてOTC医薬品の越境EC販売が解禁され、日本製品を中国市場に直接オンラインで販売できる可能性が生まれたのです。
セミナーの内容
このオンラインセミナーでは、OTC医薬品の中国への輸出に関する法律、マーケティングの専門家を招待し、次のような内容をお届けします:
- - Part1: 中国国内の医薬品規制 では、中国の薬品登録法規の体系やプロセス、迅速化された販売登録プロセスについて説明します。
- 中国薬品監督管理体系の概要。
- 医薬品登録プロセスの流れ。
- 中国薬品登録体制の変革について。
- - Part2: 越境ECによる医薬品輸入販売制度 のセッションでは、OTC医薬品の小売制度や市場分析を行います。
- 越境ECによるOTC医薬品販売の試験運用。
- 中国市場におけるOTC医薬品のオンライン販売の現状。
- 具体的な販売プロセスについて解説。
- - Part3: ディスカッション では、参加者の疑問に法規制や戦略について専門家が答えます。
参加者へのメリット
本セミナーに参加することで、OTC医薬品に関わる新たなビジネスチャンスを見出し、現地の規制と市場動向に精通することができます。参加費は11,000円(税込)。興味のある方はぜひ、当社のウェブサイトからお申し込みください。
登壇者紹介
セミナーには、日中両国からの専門家が参加します。例えば、中国の薬品法規制に精通している張祺為氏や、越境ECを専門とする陳王芳氏など、各分野で経験豊富なプロフェッショナルが登場します。
日本からは、薬事法ドットコムの社長の林田学氏や、ヘルスケア協議会の臼井隆行氏が参加し、各国の法規制についての解説を行います。
このセミナーは、現在の医薬品業界の動向を知り、さらなる発展に向けた重要な知識を得られる貴重な機会です。皆様のご参加をお待ちしています。