トラスコ中山が健康経営優良法人2025に認定
トラスコ中山株式会社は、経済産業省と日本健康会議が共同で設立した「健康経営優良法人認定制度」において、2025年度の大規模法人部門での認定を受けました。この認定は、従業員の健康管理を経営の視点から推進し、高い基準を満たした企業に与えられるものです。
健康経営優良法人認定制度の概要
この制度は、健康な職場を築くために必要な取り組みを「見える化」し、企業の社会的評価の向上を目指しています。大規模法人部門の上位企業には「ホワイト500」の称号が与えられ、中小規模法人部門には「ブライト500」が授与されます。このように、企業の健康経営への努力が評価されることで、従業員の活性化や生産性向上、企業価値向上につながることが期待されています。
トラスコ中山の具体的な取り組み
トラスコ中山は、昨年に続き健康経営優良法人2025(大規模法人部門)に認定されました。日本のモノづくりを支える企業として、従業員が安心して長く働ける職場環境を整えるために、様々な施策を展開しています。特に注目すべきは、健康管理を推進するための「健康宣言」です。これに基づき、以下のような具体的な取り組みを行っています。
ヘルスケア課と健康保険組合の連携
トラスコ中山は、ヘルスケア課を設立し、同社が単独で設立した健康保険組合と連携しています。この協力により、従業員の健康に関する情報を一元管理し、適切な施策を講じることが出来ています。
TRUSCO GENKI MAPの活用
さらに、健康経営を推進するための課題を明確にし、その解決に向けた道のりを示す「TRUSCO GENKI MAP」を活用しています。この地図を基にした取り組みによって、以下の素晴らしい結果を得ることができました。
- - 定期健康診断受診率:100%
- - ストレスチェック受検率:100%
- - 禁煙推進:責任者非喫煙率100%、全社非喫煙率85.5%
これらの成果は、ただ数字として示されるだけでなく、従業員の健康と福祉に対する企業の真摯な姿勢を表しています。
今後の展望
トラスコ中山は、今後も健康経営を通じて従業員の活力を高め、生産性向上を図り、組織の活性化を実現させることを目指しています。この取り組みを進めることで、より良いサービスを提供し、企業としてのさらなる成長を目指していく所存です。必要があれば、新たな施策の追加や改善にも取り組んでいきます。
ソーシャルメディアを通じた情報発信も強化し、外部との連携を深めることで、広く健康経営の重要性を社会に伝えていきたいと思います。
最後に
このような努力を通じて、トラスコ中山は今後も社会貢献を果たしながら、従業員が健康で快適に働ける職場を維持していくことを約束します。健康は組織全体の生産性に直結するものであり、企業の持続可能な成長を支える土台となるのです。