ヤマキが「かつお粉」と「けずり粉」を環境配慮型にリニューアル

ヤマキ、環境配慮型パッケージを新たに発表

ヤマキ株式会社が、主力商品である「かつお粉40g」と「けずり粉45g」のパッケージを11月上旬からリニューアルすることを発表しました。新しいデザインは、環境への配慮を強化しつつ、健康志向の消費者に向けたメッセージも伝える内容となっています。

環境への配慮

新しいパッケージでは、外袋のプラスチック使用量を約14%削減し、印刷には植物由来インキを一部採用しています。この取り組みは、長期経営ビジョン「YAMAKI Vision 2035」に基づいており、持続可能な社会の実現に向けた一環です。最近の消費者は、環境に優しい商品を求める意識が高くなっており、ヤマキもその流れを取り入れています。

健康に関する新情報

リニューアルされたパッケージにおいて、特に注目すべきは“たんぱく質”の含有量を示すアイコンが導入された点です。健康維持のために必要な栄養素の一つであるたんぱく質は、多くの人に関心を持たれているものの、どの食材が豊富か理解しにくい場合が多いです。このアイコンによって、消費者が容易に情報を取得できるようになります。

認知される食文化との繋がり

ヤマキの「かつお粉」と「けずり粉」は、味噌汁や煮物の出汁として広く使われるだけでなく、お好み焼きや冷奴のトッピングとしても人気です。これらの商品は、かつお節やいわし煮干、さば節、むろあじ節などの高品質な原料を使用し、旨味と香りを一段と引き上げる効果があります。特に中高年層の健康志向な消費者に支持されており、日常的な食事に手軽に栄養をプラスすることが可能です。