楽天の世界漫遊展
2025-02-14 16:25:33

さいたま市立漫画会館で開催される楽天の世界漫遊展の魅力

収蔵品展 楽天の世界漫遊<総集編>展の開催



概要


2023年2月22日(土)から6月29日(日)まで、さいたま市立漫画会館にて「収蔵品展 楽天の世界漫遊<総集編>」が開催されます。本展覧会では、日本近代風刺漫画の祖とも言われる北沢楽天が1929年にパリを拠点に展開した“世界漫遊”の旅がテーマです。

展示作品の内容


本展は、楽天が旅を通じて描いた多くの作品を中心に、彼がパリで出会った文化や芸術を表現したものを多数展示します。特に、彼の作品が掲載された『時事漫画』(『時事新報』の日曜付録)や、パリ及びロンドンでの個展で発表した絵画を観ることができます。

さらに、楽天と親しい関係にあった藤田嗣治による楽天の肖像画も特別展示されます。これに加えて、藤田の書籍や関連資料も取り扱われるため、訪れる人々は両者の影響関係を深く理解できることでしょう。

期間中の関連イベント


展示中には様々な関連イベントが用意されています。特に注目すべきは、現代美術家の小沢剛氏によるトークイベントです。これは2月23日(日・祝)に予定されており、藤田嗣治にインスピレーションを受けた作品に関する discussions が行われます。定員は30名で、事前申し込みが必要ですが、参加は無料です。

また、ギャラリートークも実施されます。学芸員による展示解説が行われ、展示の裏側や作品にまつわるストーリーを楽しく聞くことができます。このトークイベントは数回に分けて行われるため、日時を確認し、ぜひ参加してみてください。

ゴールデンウィーク期間中には、特別ガイドも設けられ、ボランティアによる展示解説が行われます。親子連れや学生たちにも魅力的な機会となるでしょう。

漫画会館の役割


さいたま市立漫画会館は、1966年に設立された日本初の公立漫画専門美術館です。北沢楽天の晩年の邸宅跡地に位置し、漫画を文化として育て、発信する場としても知られています。北沢楽天は、日本初の職業漫画家であり、彼の活動を通じて風刺画をより洗練されたアートとして確立しました。そのため、漫画文化における重要な発信地として、これからも地域の文化を支える役割を担っています。

結論


入場は無料で、多彩な展示やイベントが楽しめる「収蔵品展 楽天の世界漫遊<総集編>展」で、ぜひ日本の漫画文化の豊かさに触れてみてはいかがでしょうか。皆様のご来館を心よりお待ちしております!

===元情報の問い合わせ先===
さいたま市文化振興課 漫画会館
電話:048-663-1541
さいたま市公式LINEもぜひご利用ください。


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会社情報

会社名
さいたま市
住所
埼玉県さいたま市浦和区常盤6-4-4
電話番号
048-829-1111

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