滋賀県湖東エリアが抱えるコロナ禍の挑戦
2020年4月4日、滋賀県の湖東エリアに位置する多くの飲食店が共同で、新型コロナウイルスによる厳しい影響の中で集客を伸ばすためのクラウドファンディングプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトは、地域の飲食業を保つだけでなく、地元の魅力を再訪することができるプラットフォームともなっており、地域経済の活性化を図っています。
クラウドファンディングの仕組み
このプロジェクトでは、クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」を利用して、「お食事券」の先行購入を募っています。支援者は、参加店舗が提示する様々な金額に応じた「お食事券」を事前に購入し、プロジェクトが終了した後にこれらの券をもとに店舗を訪れることができます。これにより、店舗は事前に資金を得ることができ、支援者も感染リスクが低減した時期に改めて訪問できるという相互にメリットのあるシステムとなっています。
参加店舗の特色
今回のプロジェクトには、滋賀県内の11の飲食店が参加しています。近江八幡市や竜王町など、それぞれ特色あるお店が地域の食文化を代表しています。
- - 湖華舞(有)古株牧場: 自社の牧場から搾りたての牛乳を使用したジェラートやチーズを販売。
- - 料理魚石: 織田信長が好んだ水を用いた懐石料理を提供し、良質な近江の食材をふんだんに使用。
- - 近江佃煮庵遠久邑: 伝統的な食文化を守りながら、安全・安心な食品作りに努めています。
- - 近江八幡ひさご寿し: 創業60年の伝統を持つ寿司店で、湖魚を使った料理が楽しめます。
- - 近江牛焼肉すき焼き池もと: 地元の安価で質の良い近江牛を提供。
この他にも、カフェやナッツ専門店、古民家カフェなど、多様な飲食店が参加しており、それぞれの場所で滋賀県の魅力と食文化を育てています。特に、いくつかの店舗は地元の食材を使用した独自のメニューを展開しており、地域密着の姿勢が見受けられます。
プロジェクトの意義
このプロジェクトは、地域の飲食業にとって重要な意味を持っています。現在、何かと苦しい状況にある飲食業界ですが、こうしたクラウドファンディングの動きは、各店舗が生き残るための新たな手段として評価されています。また、支援者にとっては前払いや予約の形で、安心して外出できる日を待つことができます。当プロジェクトが成功すれば、他の地域でも類似の取り組みが広がる可能性があり、滋賀県湖東エリアに新しい風をもたらすことでしょう。
この滋賀県湖東エリアの飲食店の取り組みは、多くの人に支えられながら、共に復興を目指す挑戦の一歩なのです。
プロジェクトページ
プロジェクトの詳細については、こちらのリンクからご覧ください
CAMPFIREプロジェクトページ
【お問い合わせ】
「BUY LOCAL BIWAKO Area E. #びわ湖の東つまみぐいプロジェクト」事務局
発起人:奥村 吉男
電話:0748-32-7833
メール:
[email protected]
クラウドファンディング運営担当:植田 淳平(FAAVO北びわこ)