障がい者アートの新たな兆し - 「嬉々‼の大アニマル展2025」
2025年12月2日から2026年1月30日まで、神奈川県平塚市に位置する「嬉々‼CREATIVE」ギャラリー&カフェで、「嬉々‼の大アニマル展2025」が開催されます。この展覧会は、障がいのあるアーティストたちの作品を一堂に集め、動物をテーマにしたアートを楽しむ機会を提供します。力強いクリエイティビティを持つ様々なアーティストたちが、リアルな動物から独自の可愛らしいキャラクターまで、多岐にわたる作品を展示します。
「嬉々‼CREATIVE」は、クリエイティブな活動のためのアトリエ兼福祉施設として、障がい者アートの普及に貢献しています。その一環として、今回の展覧会では、動物を題材とした作品が公募され、選ばれた作品はギャラリーに展示されます。このことで、地域アーティストの才能を引き出し、彼らに作品発表の場を提供することを目指しています。
展覧会に参加するアーティストには、ツブちゃんこと円谷智大や、三本木海人、水野貴男などが名を連ねています。円谷智大は、幼少期から動物を描き続けており、彼の作品には生き物に対する情熱が見て取れます。三本木海人は日本の在来種に焦点を当てた作品を手掛け、独自に創作した張り子の作品が人気です。また、水野貴男は、強い筆圧と大胆な色使いを駆使し、目を引く動物画を展開しています。
会場には、陸上動物から海洋生物まで、様々な形態のアートが並びます。紙粘土で作られた立体作品や平面絵画、さらにはオリジナルの張り子といった、多様な技法や素材が使われています。展覧会では、湘南地域のアーティストが制作したアクセサリーやアイテムも展示され、クリエイティブな感性を感じることができるでしょう。
展覧会の開催期間中は、毎週土曜日の第1・3のみオープン、月・日・祝日は休館です。また年内は12月25日が最終営業日で、年始は1月7日から営業を再開します。会場へのアクセスは、平塚駅の西口から徒歩6分と便利です。
「嬉々‼CREATIVE」自身は、2022年に設立され、90名以上のアーティストが所属しています。彼らは、パッケージデザインなどのイラスト・デザイン提供を行い、積極的に社会と関わっています。このような活動を通じて、障がいの有無にかかわらず、すべての人が創造的に働ける社会の実現を目指しています。
「嬉々‼の大アニマル展2025」は、アートを通じて地域とのつながりを強め、多様な才能を紹介する素晴らしい機会です。冬のひとときを、心温まるアートイベントで過ごしてみてはいかがでしょうか。詳しくは、公式ウェブサイトやSNSで最新情報をチェックしてください。