新東亜交易株式会社、晃栄産業とケイエスリンクスの株式を取得し事業拡大を図る

新東亜交易、晃栄産業とケイエスリンクスの株式取得について

新東亜交易株式会社は2025年10月2日付で、晃栄産業株式会社の全株式を取得し、さらに晃栄産業が保有していたケイエスリンクス株式会社の株式も取得しました。この決定により、両社は兼松グループの一部として、新たなスタートを切ることとなります。

晃栄産業株式会社について

晃栄産業は1961年に日本初の振動ふるい機「佐藤式振動ふるい機」を開発した企業であり、その技術力は業界で高く評価されています。主に分離・選別機器のメーカーとして、確固たる地位を築いてきました。また、晃栄産業は新東亜交易が持つ広範な事業領域とも連携を築き、業務の機動性と迅速な対応力を高めてきた実績があります。

ケイエスリンクス株式会社の役割

ケイエスリンクスは晃栄産業の技術や販売の側面を専門に担当し、顧客のニーズを反映させることによって、製品の開発や改良に貢献してきました。両社の相乗効果は、粉体業界のみならず広範な顧客基盤の構築にも寄与しています。

新東亜交易の多様な事業展開

新東亜交易は、ペットフードから航空機エンジンまで、多岐にわたるビジネスを展開しています。今回の株式取得により、両社は粉体分野における豊富な知識と技術を結集し、さらなる製品品質の向上とサービスの幅を広げることを目指しています。特に、食料および化学品分野においては、兼松グループの広範なネットワークを活用した新たな事業展開を考慮しているとのことです。