成層圏の素材を用いた照明彫刻が初公開！山崎タクマの新作

成層圏の素材を用いた新作照明彫刻《O₃ Cosmic Memory》の魅力

物質調律家・山崎タクマ氏が、2025年に東京ビッグサイトで開催される「インテリアライフスタイル展」にて、成層圏に触れた素材を用いた新作照明彫刻《O₃ Cosmic Memory / 成層圏の記憶》を初めて披露します。このプロジェクトは、若手デザイナーの登竜門として名高い「TALENTS」の特別推薦枠での出展となり、同展では過去の代表作も複数展示されます。

「TALENTS」とは

「TALENTS」は、世界的に有名な消費財見本市「アンビエンテ」における公式企画展であり、未来のデザイン界を担う才能を発掘する場です。毎年、多くの若手デザイナーの中から選ばれた才能が披露され、訪れる人々に新たなインスピレーションを与えています。

新作照明彫刻《O₃ Cosmic Memory》の特徴

《O₃ Cosmic Memory》は、実際に成層圏へと到達したガス気球の膜素材を使用した、新しい形の光の彫刻です。この作品は、宇宙の入り口と呼ばれる成層圏の「記憶」を宿しており、静かに輝くその姿は、観る者に独特の感覚を与えます。山崎タクマ氏は、この素材を標本として保管・鑑賞することを目的とし、照明彫刻として再構築しました。

本作は、宇宙遊覧のリアルな体験の一環として、これまでには見たことのない未知の景色を目指す人々への光として設計されています。この作品を通じて、訪れる人々に新たな発見と感動を提供することを目指しています。

独自のコラボレーション

山崎タクマ氏の新作は、株式会社岩谷技研、SPACEAGENT株式会社、渡辺パイル織物株式会社など、さまざまな企業とのコラボレーションによって実現しました。岩谷技研は手軽な宇宙遊覧を可能にする技術を開発しており、SPACEAGENTは航空宇宙部品の加工に特化した企業です。渡辺パイル織物は、環境に配慮した素材を用いたものづくりの家として知られています。