鹿児島で開催！カレーと大工体験を融合した新企画「カレー上棟式」

カレー上棟式が鹿児島で開催される！

鹿児島県鹿児島市で、カレーと大工体験を融合したユニークなイベント「カレー上棠式」が10月14日に開催されます。この取り組みを行うのは、株式会社七呂建設です。少子高齢化や労働人口の減少などの課題を抱える建設業界において、次世代の職人を育成し、家づくりの魅力を広めることを目的に計画されています。

カレー上棟式とは？

「カレー上棟式」は、七呂建設が推進する「キッズ大工体験プロジェクト」の一環です。このイベントでは、参加した小学生たちが実際に大工としての経験を積むことができ、また、カレー大学の卒業生が開発したオリジナルカレールウを手にすることができるという、食と技術の融合を楽しめる貴重な機会となっています。

キッズ大工体験プロジェクトの概要

特に注目すべきは、キッズ大工たちによる餅まきとカレーまきの体験です。上棟式の伝統行事の一つである餅まきは、家が無事に完成することを祈願する儀式です。上棟式に参加した子どもたちは、お餅や自家製のカレーを周囲に振る舞い、お祝いの気持ちを込めます。

さらに、大工体験会では、キッズ大工が構造用の柱に名前を記入する「筆入れ式」や、釘打ち、垂木の切断などの大工技術を体験します。子どもたちが自らの手で作業を行うことで、大工仕事の楽しさだけでなく、責任感も育まれるでしょう。

カレー大学の魅力

イベントの同時開催として、「カレー大學総合学部」の開講も予定されています。講座は12月7日に神田で行われ、カレーの歴史や文化、調理法を学ぶ内容が盛り込まれています。受講料は35,000円（税別）で、全国のカレー好きが集まることが期待されています。

この講座では、カレーに関する知識を深めるだけでなく、カレーの経営や商品の開発、家庭での楽しみ方を学ぶことができ、最終的には「カレー伝導師」の育成を目指します。

未来の職人を育てる意義

現在、建設業界は深刻な人手不足に直面しています。過去20年間で建設業に従事する大工の数は50%減少しました。こうした中で、七呂建設は「キッズ大工体験プロジェクト」を通じて、子どもたちに職人としての魅力を伝え、未来の職人を育成することを目指しています。実際の現場を通じて、家づくりへの興味を持ってもらえることが大きな目標です。

参加方法

「キッズ大工上棟式＆大工体験会」は完全予約制となっており、参加を希望する方は事前に七呂建設に連絡する必要があります。子どもたちが未来の大工としての一歩を踏み出すこの機会を、ぜひお見逃しなく！

このイベントは地域に根ざした新しい取り組みとしても注目されています。鹿児島の子どもたちがカレーと共に大工仕事に挑戦する姿がとても楽しみです。