MIRARTHエナジーソリューションズと脱炭素の道を切り開く新たな一歩
MIRARTHエナジーソリューションズ株式会社(以下MES)は、東京電力エナジーパートナー株式会社(以下東京電力EP)および新宿センタービル管理株式会社と協力し、脱炭素社会の実現に向けた新たなオフサイトコーポレートPPA契約を締結したことを発表しました。この取り組みは2025年3月に基本契約を締結し、同年6月には契約した全ての太陽光発電所が稼働を始めることが予定されています。
オフサイトコーポレートPPAとは
オフサイトコーポレートPPA(Power Purchase Agreement)は、電力需要地から離れた場所で発電された再生可能エネルギーを、電力系統を通じて小売電気事業者を介して需要地へ供給する契約方式です。これは、遠隔地の資源を有効活用し、地域のエネルギー自給率を向上させることが菊号です。今回の契約では、MESが関東エリアに新たに開発した太陽光発電所から得られた電力を、東京電力EPが調達し、新宿センタービルに供給します。これにより新たな再生可能エネルギー電源が確保され、持続可能な社会への道筋が強化されます。
MIRARTHの取り組みとSDGs
MIRARTHホールディングスグループは、「サステナブルな環境をデザインする力で、人と地球の未来を幸せにする。」というビジョンを掲げ、様々な事業によって社会課題の解決に取り組んでいます。特に、自社の不動産事業を通じて地域創生にも力を入れ、全国各地での地域社会の活性化に寄与しています。
たとえば、東京都中央区が推進する「桜川公園官民連携事業」においては、設置予定者に選ばれたり、福岡県うきは市では廃校を利用したキャンプ場「UKIHA RIVERCAMP」を立ち上げたりと、地域に根ざした活動を行っています。これらの取り組みは、地域のニーズに応えつつ、持続可能な社会の実現に繋がります。
エネルギー事業の成長
エネルギー事業においては、2013年からメガソーラー事業に参入以降、2021年にはバイオマス発電事業や風力発電事業にも参加するなど、事業規模を着実に拡大しています。MESが中心となって推進する再生可能エネルギー発電事業では、「再生可能エネルギーでカーボンニュートラルな世界を創る」という企業ビジョンを掲げ、太陽光発電を中心に様々なプロジェクトを展開中です。
さらに、2024年にはカンボジアに現地法人を設立し、カシューナッツの加工やバイオマス燃料化事業の研究を行うなど、国際的な視点でも持続可能性を追求しています。
中長期目標の設定
MIRARTHホールディングスグループは、気候変動への対応を重点的に進めており、2030年度までの温室効果ガス排出量を2022年度比で45%削減する目標を設定しています。さらに2050年度までにネットゼロを達成することを中長期目標とし、全社を挙げて持続可能な社会への貢献を進めています。
このような努力を通じて、MIRARTHグループはSDGsの達成に向けた積極的な取り組みを行い、持続可能な社会の実現に向けてさらなる前進を続けます。