新刊『ハプスブルク帝国』が発売決定!
株式会社地球の歩き方が新たに発表した「歴史時代シリーズ」第1弾『ハプスブルク帝国』が、2025年9月18日(木)に全国書店およびオンラインで展開されることが決まりました。この書籍は、時空を超えて中世から近代のヨーロッパを旅する知的な冒険を提供します。
目次:ハプスブルク家の栄光と没落
本書の魅力は、ハプスブルク家の栄華とともに、その衰退をも描いているところにあります。重厚な歴史物語を、軽快に読み進められるよう工夫されています。豊富なイラストや家系図、年表を駆使し、皇帝たちの足跡を時系列で解説しています。オーストリアやスイス、チェコ、ハンガリー、ドイツの歴史的スポットも巡り、19世紀の旅事情や通貨、パスポート、トラブル対策まで幅広く紹介されています。
3部構成で探求する歴史
第1章:ハプスブルク帝国の歴史をたどる
第1章は、神聖ローマ帝国の基盤やハプスブルク家の登場から始まり、マルヒフェルトの戦いや黒死病といった黎明期の出来事を詳述。続く「勃興~成長期」では、イタリア戦争や婚姻政策を通じての帝国の拡大、「動乱期」では三十年戦争やヴェストファーレン条約、ウィーン包囲戦などの激動の歴史が展開されます。さらには、フランス革命を経て第1次世界大戦まで続くハプスブルク家の故事も、年表と共にリアルに描かれています。
第2章:ハプスブルク帝国を旅する
ハプスブルク家に関連する地理を中心に、第2章ではオーストリア、スイス、チェコ、ハンガリー、ドイツなどの歴史的なスポットを紹介します。美術館や歴史的建築物に加え、プリンツ・オイゲンやマリア・テレジア、エリザベート皇后の生涯に関する情報も豊富。映画やドラマ、書籍の紹介を通じて多角的に帝国の様子を探求できる仕掛けが用意されています。
第3章:19世紀の旅行準備
第3章では、もし自分が19世紀にハプスブルク帝国を旅したらどうなるかをテーマに、当時の旅行事情や旅のトラブルの対策を詳しく解説。パスポートや通貨の情報、旅行の際の注意点を歴史的背景とともに学ぶことができます。
タイムスリップの秘密
また、本書にはユニークな仕掛けも用意されています。もし現代から過去にタイムスリップしてしまったなら、本書のカバーを裏返すことで、ハンガリー・ブダペストのマーチャーシュ教会の美しいデザインに出会えます。この地は、1867年にフランツ・ヨーゼフ1世と皇后エリザベートが戴冠式を行った歴史的な場所です。
書籍情報
- - 発売日: 2025年9月18日
- - 定価: 2,420円(税込)
- - 体裁: A5変型、240ページ
- - ISBN: 978-4-05-802547-5
- - 電子版: あり
新刊『ハプスブルク帝国』は、ただの歴史書にとどまらず、読者を過去へと誘う知的冒険の旅へと導いてくれることでしょう。ぜひ手に取って、その魅力を体感してください。