若者にも響く新たな終活の形「ことばの保険 tayorie」の魅力
「終活」という言葉には、これまで高齢者のものというイメージが強かった。しかし、最近はその概念が変わりつつある。「ことばの保険 tayorie」はそんな変化の最前線にいるサービスだ。若年層に支持されるこのサービスは、終活の新たな選択肢を提案している。
「ことばの保険 tayorie」とは
「tayorie」は、もしもの時に大切な人へメッセージや情報を届けることができるWEBサービスである。2024年11月にサービスが始まったばかりだが、すでに3,000人以上のユーザーが登録しており、その中心は20〜30代の女性だ。このサービスは、ユーザーが登録した便りを「エンディング判定」と呼ばれるトリガーで、指定した相手に自動的に送信する仕組みを持っている。これにより、利用者はスマートフォンから簡単に設定を行うことができ、メッセージの登録や送信は全て無料で行える。
終活の新しい考え方
登録者の声には「tayorieなら使ってみたい」というポジティブな反応が多く集まっている。終活はもはや高齢者だけのものではなく、若い世代が意識的に取り組むべきこととして位置づけられている。「大切な人を想う」行為は、人生の最後の部分だけに限らず、日常生活の中でも重要だ。「tayorie」はそんな新しい視点を提供し、若い世代が敢えて終活を避ける必要がないことを示している。
新機能の詳細
今回、tayorieは新たに「今すぐ送る便り」と「日付指定で送る便り」という2つの機能を導入した。
1.
今すぐ送る便り:この機能により、ユーザーは記入したメッセージをリアルタイムで相手に送信することが可能。誕生日や記念日、日常の感謝の気持ちをすぐに届けられる。
2.
日付指定で送る便り:この機能を使うことで、希望する日にメッセージを事前に予約し、指定した日時に自動で送信できる。たとえば、「5年後の今日に送る便り」や「子どもが成人する日に伝えたい言葉」など、事前に準備しておくことで、タイムカプセルのようにメッセージが届く。
母の日キャンペーンから感じる温かさ
この新機能のリリースを記念したキャンペーン「#母の日に贈るたより」も注目されている。このキャンペーンでは、「いまだから伝えたい、おかあさんへ」とテーマを定め、母親に宛てた便りの投稿を促進している。投稿した方の中から、特に素敵な便りを書いた6名にAmazonギフトカードをプレゼント。
代表の直林実咲さんは、自身もこのキャンペーンを通じて母親への感謝の気持ちを言葉にして表現した。照れくさくて伝えられなかった感謝の思いをこの機会に言葉にすることができる。このような取り組みが、「ことばの保険 tayorie」の美しいストーリーを形作っている。
終わりに
「tayorie」は終活のプラットフォームとしてだけでなく、日常の中でも人間関係を深めるツールとして進化している。20〜30代が中心となっているこのサービスは、若者が主体的に自らの想いを大切な人に届ける手段を提供し続けている。終活を通して得られる安心感や、本当に大切な思いを形にするためのツールとしての役割は、今後さらに重要になるだろう。
詳細は公式ページにて確認できる。自分自身と大切な人の未来を見据えて、まずは「ことばの保険 tayorie」を使ってみてはいかがだろうか。