学食で企業とつながる
2018-10-02 07:50:00

地元大学生と企業を学食でつなぐ新しい試み「モグジョブ」始動

地元大学生と企業をつなぐ新たな取り組み「モグジョブ」



株式会社タスキが新たにリリースしたマッチングサービス「モグジョブ」は、学食という場を利用して、地元企業と大学生を結びつける画期的なプロジェクトです。これにより、学生は食事を楽しみながら、企業の実情を知り、キャリアについての素晴らしい機会を得ることができます。

サービスの概要


「モグジョブ」は、豊橋商工会議所とタスキが共同で展開する地方創生プロジェクトの一環として立ち上げられました。前述の通り、学生が学食で社会人とリラックスした雰囲気で交流できるため、就職活動に向けた新しい経験が提供されます。

学生は、ランチを楽しみながら企業の代表者と気軽に話をすることができ、自分の将来についての視野を広げながら、地元企業への理解を深めます。モグジョブは、参加を希望する学生と企業を事前にマッチングし、テーマ別に交流イベントを実施します。学生は興味のあるテーマを選び、自分にフィットした交流の場を楽しむことができるのです。

地元企業の認知向上と雇用創出の重要性


これまでの調査によると、中小企業は20年間で従業員数が約215万人減少しています。そして新卒大卒者の約32.2%が入社3年内に退職するという早期離職の問題も浮かび上がってきています。これらは日本の地域経済に多大な影響を及ぼしている社会的な課題です。

「モグジョブ」は、そうした現状に対する有効なアプローチと考えられています。地元企業が学生によく知られていない理由として、大手企業と比較してメディアへの露出が少ないことが挙げられますが、「モグジョブ」は学生が企業と直接コミュニケーションを取れるプラットフォームを提供します。これにより、学生が地元企業に対する興味を持ち、企業も自身を効果的にPRできる機会が生まれるのです。

学生の反応と今後の展開


試験的に実施した豊橋技術科学大学と愛知工科大学でのイベントでは、71%の学生が地元企業に興味を示し、88%の企業がPR効果を実感したとの結果が出ています。これから「モグジョブ」は、他の大学にも展開予定で、学生が自身のキャリアを考える重要な機会になることが期待されています。

地元商工会議所の支援


豊橋商工会議所は、地域の企業の人材確保問題を解決するため、地域内の大学と連携し、地元企業の認知度を高めることに注力しています。これにより、学生の定着を図り、地域全体の活性化を目指しています。地域に根ざし、結びつきを強化する新しい取り組みとして、「モグジョブ」は重要な役割を果たすでしょう。

終わりに


タスキの代表者は、学生にとって様々な企業を知り、自分のキャリア選択を広げることが大切だと考えています。彼が感じた「地方にこそ素晴らしい企業がたくさんある」という思いをもとに、このサービスは誕生しました。

「モグジョブ」を通じて、学生たちが自分の未来を切り開く手助けをすることが、地域創生に繋がっていくことを願っています。これからの展開にご期待ください。

会社情報

会社名
株式会社タスキ
住所
愛知県豊橋市西幸町字浜池333-9
電話番号
0532-35-9299

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