近年、子どもたちのメンタルヘルスへの関心が急上昇しています。特に、学校や医療・福祉の現場でのうつ病の早期発見は、ますます重要視されています。そのため、オンラインセミナー『DSRS-Cバールソン児童用抑うつ性尺度の実施・評価と活かし方』が2025年11月27日、19時30分から21時まで開催されます。このセミナーでは、小学生や中学生を対象にした自己評価尺度の実施方法や活用法を学ぶことができます。
このセミナーを主催するのは、日本公認心理師ネットワークです。彼らは、子どもたちのメンタルヘルスを守るための知識とスキルを広めることを目指しています。
DSRS-C バールソン児童用抑うつ性尺度では、質問項目が少なく分かりやすいとされ、児童への負担を軽減しているのが特徴です。具体的には、最近1週間の気持ちについて「いつもそうだ」「ときどきそうだ」「そんなことはない」の3段階で自己評価を行います。
セミナーでは、参加者に使用手引き1部と回答用紙30部が送付されることも魅力の一つです。この資料があることで、初心者でも安心して参加することができます。また、DSRS-Cは、信頼性や妥当性が高いとされ、アメリカのChildren's Depression Inventory(CDI)とも有意な相関が確認されているため、安心して使える指標として評価されています。
このオンラインセミナーの講師陣には、安東大起氏(公認心理師・臨床心理士)と香川葉月氏(公認心理師・臨床心理士)が名を連ねています。彼らの豊富な経験と知識を基に、参加者は子どものメンタルヘルスに対する理解を深めることができるでしょう。
参加費は16,800円で、申し込みは11月18日23:59まで受け付けています。定員は20名と限られているため、興味のある方は早めの申し込みをおすすめします。なお、キャンセルについては、11月19日00:00以降は返金不可となっていますのでご注意ください。
参加には、公認心理師や臨床心理士の資格が求められますので、資格をお持ちの方はぜひ参加をご検討ください。ライブ配信のみでの実施となるため、参加希望者はカメラオン・実名での参加が必須です。重要なテーマである子どものメンタルヘルスについて、一緒に学ぶ貴重な機会をお見逃しなく。