2025年度 小・中学生「いのち」の作文コンクール開催のお知らせ
公益財団法人JR西日本あんしん社会財団は、福知山線の事故を踏まえ、2009年に設立されました。この財団は「安全で安心できる社会」の実現に貢献するため、さまざまな活動を行っています。
このたび、当財団は設立10周年を迎え、2019年度から始まった「小・中学生『いのち』の作文コンクール」の開催を発表しました。これまでに約35,000作品が集まり、様々な視点からいのちの大切さを考える機会を提供してきました。今年度も、将来を担う小学生や中学生が「いのち」に関する思いを自由に表現できることを期待しています。
テーマ
コンクールのテーマは「あなたにとっての『いのち』」です。家族や大切な人との出会いや別れの経験を通じて感じたこと、友達との日常会話、本や映像から触れた「いのち」など、幅広い観点からの作品を募ります。特に、以下のようなテーマが考えられます。
- - 身近な体験:兄弟の誕生や病気の入院、大切な人を失った体験など
- - メディアを通じて:困難に立ち向かう人々や、戦争や貧困に苦しむ人々について考えたこと
- - 自然とのふれあい:山や海の景色、星空など自然の美しさや生命に触れることで感じた「いのち」
- - 科学技術との関わり:AIやロボットに見出す人類の「いのち」についての考察
募集対象
このコンクールは、近畿2府4県(滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山)に在住または在学の小・中学生が対象です。応募は学校単位が基本ですが、個人での応募も可能です。
募集期間
2025年7月1日から9月12日まで。作品は当日消印有効です。
応募方法
原稿用紙を用いて、自身の学年に応じた枚数で応募してください。具体的には、以下の通りです。
- - 小学生1~4年生:1~2枚
- - 小学生5~6年生:1~3枚
- - 中学生:2~4枚
表彰内容
入賞者には、表彰状と副賞として図書カードを贈呈します。また、優秀な作品には特に「選考委員特別賞」が授与されることもあります。参加したすべての応募者には参加賞が提供され、作品集も作成され入賞者や応募学校に贈られます。
入賞者発表と表彰式
入賞者の発表は2025年12月に行います。その後、優秀賞以上の受賞者のための表彰式が2026年1月25日に大阪市内で開催されます。この式には保護者や学校関係者も参加できます。
選考委員およびメッセージ
今回のコンクールでは、教育実践研究家の菊池省三氏、作家の重松清氏、そして新たに作家・看護師の藤岡陽子氏の3名が選考委員として参画します。選考委員からは、応募者に向けて温かいメッセージが寄せられています。
提供:広報物イラスト
広報物のイラストは、永田萌氏が手がけています。
主催・後援
このコンクールは、公益財団法人JR西日本あんしん社会財団が主催し、各教育委員会及び新聞社などが後援に名を連ねています。
詳しくは当財団のホームページをご覧ください。