夏の夜に体験する日本庭園の新たな魅力
福岡県、特に大濠公園は、都市の喧騒を忘れさせる静けさと美しさを兼ね備えたスポットです。この大濠公園の一角に位置する日本庭園では、2025年7月4日から9月30日まで、デジタルアートとともに魅力的なイルミネーションイベント「大濠公園 日本庭園 宙(SORA)」が開催されます。
日本庭園の特徴
昭和59年に開園した日本庭園は、約1.2ヘクタールの広さを誇っています。白壁の築地塀に囲まれたこの庭園には、大池や枯山水、数寄屋造りの茶室など日本の美を象徴する要素が散りばめられており、訪れる人々に四季の変化を感じさせてくれます。都会の中にいながらも、自然の静けさを存分に体感できる貴重な場所です。
新感覚のアートイベント
「大濠公園 日本庭園 宙」は、伝統的な日本庭園と最新のデジタル技術が融合したイベントです。期間中は、日没後から22時まで、庭園内の各所でプロジェクションマッピングや光のオブジェの演出が行われ、幻想的な雰囲気を醸し出します。特に注目したいのは、直径5メートルの光のオブジェや数万個のレーザーによる演出です。これらのコンテンツは、ただの視覚的な楽しみだけでなく、音楽と連動することで、より一層の没入感を提供しています。
魅力的なコンテンツの数々
イベントでは8つのコンテンツが用意され、各所で異なる体験を提供します。来場者は、まず西門でホログラムと竹あかりの神秘的な光景で迎えられ、別世界に足を踏み入れる感覚を味わえます。枯山水庭では、月や生き物の美しい映像が映し出され、夜の静寂を演出します。
上の池では、大型プロジェクターとレーザーによる音楽に合わせた光の演出が行われ、幻想的な雰囲気の中での没入体験を楽しめます。このほかにも、光の球体を使ったインタラクティブな音の演出や、幾何学的な光空間が新たな発見をもたらすことでしょう。
イベント情報
公式サイトでは、6月25日からイベント情報の公開とチケット販売が開始されます。入場料は大人2,300円、中高生1,800円、小学生1,400円ですが、前売券を購入することで各500円の割引が利用できます。さらに未就学児は無料で入場できるので、家族連れや友人同士でも楽しめる機会となっています。
福岡の夜を楽しもう
このイベントは、福岡のナイトタイムエコノミーの活性化を目指すもので、地域の魅力を再発見する機会でもあります。ぜひこの夏、家族や友人と一緒に「大濠公園 日本庭園 宙」を訪れて、光と音に包まれた夢のような夜を体験してみてはいかがでしょうか。
詳細情報やチケット購入は公式サイト
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