グロービス、新たな幹部育成プログラムを開講
株式会社グロービスが、海外展開を進める日本企業および多国籍企業の幹部を対象にした新しい幹部育成プログラム「Visionary Leadership Program(略称:VLP)」を発表しました。このプログラムは、参加者が日本の文化や経営哲学を体験しながら、現代に求められるリーダーシップ力を身につけることを目的としています。
現代経営の課題に応えるプログラムの背景
昨今の経営環境は、地政学的リスクやAIの進化、急速な産業構造の変化によって複雑さを増しています。「正解のない問い」があふれる中、従来の考え方に囚われず、柔軟かつ適切な意思決定を行うことが求められています。このような時代において重要なのは、リーダー自身が持つ価値観や使命感に基づいた意思決定です。そこで、グロービスが注目しているのが日本の経営思想です。
特に、日本の経営哲学は「長期的視点」「多様なステークホルダーとの調和」「人間とテクノロジーの共存」「現場知の重視」といった特徴を持ち、再評価されています。VLPでは、これらの要素を通じて参加者のリーダーシップを変革することを目指しています。
VLPのプログラム内容
VLPは、京都での2日間と東京での3日間からなる5日間の対面セッションを含む、体験型のプログラムです。セッションでは、「道」の精神を学ぶ生け花体験や、禅体験を通じて日本文化に触れ、自らのリーダーシップ観を深める機会を持つことができます。さらには、インターネットを通じたオンラインセッションも実施し、学びの深耕を続けます。
このプログラムは、ただ単に日本の考え方を学ぶだけでなく、「何を未来に残したいのか」「企業の真の役割は何か」といった本質的な課題に取り組むことで、多角的な意思決定力を養うことを目指しています。参加者同士のネットワークを構築し、変化の激しい時代において求められるビジョナリーなリーダーを育成することを狙いとしています。
グローバルな学びの場
VLPに参加する対象者は、日本企業および多国籍企業において部長やゼネラルマネージャー以上の役職に就いているリーダーです。国籍や業界を問わず、将来の経営を担う人材にとって、異なるバックグラウンドを持つ仲間との交流は貴重な経験となります。すべてのセッションは英語で行われ、国際的な経営幹部候補が集まる貴重な場となっています。
さらに、グロービスグループが主催するG1グローバルやG1シリコンバレーへの参加資格も得ることができ、経済界や政府、学術界のリーダーたちと地球規模の課題に関して意見を交わすことも可能です。
グロービスの取り組み
グロービスは、過去にも多国籍企業に向けた国際的な研修を進めてきましたが、このVLPプログラムはその集大成ともいえるものです。中国やシンガポール、米国、欧州など、これまでに多くの地域で培った経験を活かし、グローバルに通用するリーダーを育てていきます。
VLPは、2026年11月16日から20日までの期間に開講予定で、申し込み締切は2026年9月30日です。参加希望者には、定価より割引となる早期申し込みキャンペーンも実施しています。詳細はグロービスの公式サイトで確認できます。グロービスは今後も、グローバル人材の育成を一層推進していく所存です。