Brave groupとNeo-Porteの経営統合
2025年2月1日、株式会社Brave groupと株式会社Neo-Porteの経営統合が発表されました。この統合によって、VTuber事業の新たな地平が開かれることが期待されています。Brave groupは、「世界に、日本の冒険心を」を企業理念に、VTuber事業だけでなく、さまざまなIP関連事業を展開しています。一方、Neo-Porteは、人気VTuberやプロゲーミングチームを有し、急速に成長している事務所です。
経営統合の目的と背景
両社の経営統合は、VTuber事業の更なる成長を目指すもので、その背景にはBrave groupの「Brave global capital」プロジェクトがあります。このプロジェクトは、IPの可能性を最大化させるためのエコシステム構築を目指しており、経営統合や資本業務提携など多岐にわたる投資戦略が含まれています。
Neo-Porteは、渋谷ハルやCrazy Raccoon、まふまふ、そらるといった著名なクリエイターが運営する事務所で、2021年の設立以降、急成長を遂げています。彼らの活動は、YouTubeの登録者数が300万人を超えるなど、多様なコンテンツを提供しています。今回の経営統合によって、さらに強力な共同活動体制が実現します。
共同運営体制の強化
経営統合後、Neo-Porteの運営は、Brave groupとの協力のもと実施されます。これにより、両社の知見を活かしたプロダクション運営が可能となり、VTuberプロダクションにとどまらない広範なIP PlatformとIP Solutionの領域でのサポートが強化されます。すでに各社の運営体制は維持されつつ、より多様な販促や制作・開発機能の活用が期待されています。
関係者のコメント
経営統合の発表に際して、関係者からは多くの期待とコメントが寄せられています。渋谷ハルは、Neo-Porteメンバーに新しい活躍の場を提供できることに喜びを感じており、Brave groupとの協力でますます魅力的なコンテンツを作り出したいと話しています。
また、Crazy Raccoonの代表取締役であるおじじは、統合によりメンバーの成長機会が広がると楽観的に語りました。マルチクリエイターのまふまふは、業界を牽引するBrave groupとの提携を心から嬉しく思い、タレントを守る環境づくりに注力したいとの意を示しています。そらるも、Neo-Porteのタレントたちに与えられる機会の増加に期待を寄せています。
Brave groupの代表取締役、野口圭登氏は、Neo-Porteとの貴重なご縁に感謝し、統合がすべての関係者にとって良好な結果をもたらすよう全力でサポートする意向を表明しました。
Brave groupのビジョン
Brave groupは、2025年2月時点で390名の社員を抱え、17社に及ぶグループ会社を展開しています。多角的な事業展開を進める中、採用活動も積極的に行い、さらなる拡大を目指しています。公式サイトや採用サイトでは、求人の詳細が随時更新されています。
今回の経営統合は、VTuber界の新たな展望を切り開く重要な一歩といえるでしょう。両社の強力なコラボレーションが、さらなる成長と魅力的なコンテンツの創出につながることが期待されています。